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断捨離で得たもの

断捨離します

きっかけは引っ越し。コロナで家にいる時間が増えたこともあり家の中のものが増えてなんだかごちゃごちゃした感じに・・・。今回良いタイミングで引っ越すことになったので人生初の本気の断捨離を決行することになった。

「断捨離=ものを捨てる」ではない

断捨離をしていて気づいたけど、断捨離って物を捨てることじゃなくて、自分にとって今必要なものを再確認するための作業。捨てるものは今必要ないだけで以前は必要だったもの。だから捨てる前にかならず写真を撮っておく。むしろ写真を撮りながら忘れてたいろんな感謝の気持ちが蘇ってくる。しかも写真を撮ったので今後は気軽に感謝の気持ちを思い出すことができそうな気がする。これはとてもよいことだと思う。

捨てるより忘れる方が失礼

感謝すべきものがホコリをかぶっている状態になっていることは自分にとってよくないことなんだ、ということにも気づけた。押入れの奥にとってあるけど、数年に一度しか見ないし存在すらも忘れているのであればその方が失礼なのかもしれない。その「もうなんだかよくわからないけどいろんな感謝すべきものがつまっている場所」というのはあまりよくないのだと思う。「失礼」の塊だから。ひとつひとつのものと向き合って改めてお礼を言って写真を撮って手放すことで自分の気持ちも整理されていくのを感じた。そのついでに部屋もすっきりする、というくらいの感覚でいいんだと思う。

密度

今回の断捨離で家中から30袋を超えるゴミが出た。別にゴミ屋敷ではなかったんだけど・・・。自分が持っていることを把握していないものの多いことにも驚いた。持っていることを忘れていたものが出てくると宝物を見つけたみたいに「これはまだきっと使う!」と気分が盛り上がって捨てられなくなるという不思議な現象が起こる。そういうときはちょっとエコじゃないけど「本当に必要だったらまた買えばいい」と考えるようにしたら捨てることへの抵抗が少し和らいだ。ちなみに「ものを保管するスペースは家賃がかかっている」と考えると捨てやすくなるといくつかの本に書いてあったけど、その方法は僕にはあまり効果がなかった。それであれば「捨てることで気持ちのよい空間が増える」と考えたほうが気分が上がる。そんなやりかたでがしがし断舎離した結果が30袋のゴミ袋。ゴミ捨て場がうちのゴミでほぼ埋まっていたがすべてのゴミを持っていっていただけた。感謝。おかげで部屋のモノの密度が明らかに減った。それとは逆に大切なものだけが残った感じがして精神的な密度は上がった感じがする。研ぎ澄まされた、という言葉があっているかもしれない。

断捨離中に車を購入のは矛盾してる?

新居には駐車場がついているので念願の車、メルセデス・ベンツG63を購入した。一番テンションが上がる車で、出かけるのが楽しくなりそうな車、ということで選んだ。かなり大きな買い物だったけどよい買い物だったと思う。G63は見てるだけで惚れ惚れするし、乗っててもテンションが上がる。最高の車に乗っていろんなところに行っていろんな経験ができたらいいな、と思っている。車を買ったんだけど、その先にある経験も一緒に買っている感覚。もし自分でも気づいてないけど実は所有欲のために購入しているのだとしたらすぐに飽きちゃうと思う。もしそうだったとしたらすぐに売却する予定。1年以内にプレミアムがつく可能性がある、というのはG63にした大きな理由の一つだった。あとこれはちょっと違う視点だけど、もうすぐ電気自動車の時代が来るのは明らかで、ガソリン車を買うのは最後のタイミングかなと思ったのであえて最高のガソリン車を購入してみた、というのもある。断捨離をして生活をシンプルにしつつ、自分の価値観にとって大切なものにはしっかりお金をかけて人生の密度を上げていくことが大事なのだと思う。そういう意味では断捨離中に車を購入することも別に変なことじゃないし、車を買う、ということに対しての考え方や価値観次第なんだと思う。

大切なもの、時間にフォーカスする

ものはあふれているけど時間は足りない。そんな時代だからこそものを見直してみたり、自分が何に時間を使っているのかを見直してみることが大事になってきている。断舎離やミニマリスト、という考え方はそんな時代の背景を象徴する存在なんだと思う。何が大事かは人それぞれだから価値観も人それぞれでいい。独自の価値観をしっかり自分の中に持ってそれに沿って行動していくことで個性もより表現できるようになるのかな、とも思っている。




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