【しゃべり編】ゲームの話をするポッドキャストで意識していること

死ぬほど下手なので死ぬ。

どれだけ内容が良かったとしても、編集が良かったとしても、しゃべりがすべての足を引っ張る。
音声メディアなのにこれは致命的だと思っている。

……と言っておけば免罪符になるかと思っている節もある。
まあでもしゃべりについて自信があるかと言われたら全くない。

余談だけど、それなのになぜポッドキャストやってるのかというと、こうして書くより楽だから、というのが理由の一つとしてある。前はテキスト(まさにnoteとか)でゲームのことを書いてたりもしたけど、自分は完璧主義なところがあるので、書き始めてから書き終わるまでがとても長くなりがち。記事のボリュームにもよるけど、ゲームの感想の場合、書き終わるのに長いと5~10時間とか。書いてる途中は終わりが見えない。つらい。書ききれなかったことも多々ある。
それに比べて音声だと、1時間程度でとりあえず最後までいける。編集は編集で時間がかかるが、とりあえず話し終わってるなら既に終わりが見えてて気が楽。まあその前に原稿書くって作業があるけど、自分しか見ないので完璧を目指す必要がない。
あと、テキストより編集が大変なのも良い。テキストは1文字単位で細かく直せるので、やはり終わりが見えない。終わらないのはツラい。
音声だと気になった部分があったとしても直すのは再収録が必要だったりで手間。だから気になる部分があっても諦めがつく。つまり音声だとちゃんと終わらせられるので良い。

完璧を目指すよりまず終わらせろ(Done is better than perfect)
by マーク・ザッカーバーグ


話すときに気を付けていること

特にない…...。だからダメなんだと言われそうだけど…...。
いつもより口を開けることを意識する、とか……?
最初の方はボイトレの動画とか見て真似したりしてたけど、すぐに改善が見られない(当たり前)のがツラくて諦めた。

「えー」とか「あー」とか

めちゃくちゃ言う。編集で消す。

口癖

「まあ」、「なんか」。
めちゃくちゃ言う。編集で消す。

話の間

話しているときに次の言葉が出てこなくて、上記の二つを多用して間を持たせようとする。だけどどうしても出てこなくて間がめちゃくちゃ空く。
編集で消す。

滑舌

悪い。

フリートーク

上記4つにより、番組に乗せるレベルのものは無理。
覚悟を決めるか、編集前提なら……。

通らない声。実生活でもよく聞き返される。コンプレックス!

声のトーン

番組に乗る声として感情がこもっている方が良いと思っている。淡々とした声が魅力の人もいるが自分はそうではない。
自分で番組を聴きなおして思うけど、内容がよくわからなくても声に感情がこもっていればOKかな。例えばオープニング実況の回とか内容はヒドいと思うけど、笑えるので良し、みたいな。まあテーマによるが。
原稿無しで話せば自然と感情が乗ると思うけど、フリートーク力も無いし、ゲームの感想を話すときにぼんやりとした話はしたくないので原稿はあったほうが安心。でも声のトーンも重要だし最低限の原稿で話せるようになるのが良いのかな。

原稿

一人喋りということもあって原稿は作って臨む。割としっかり作るので、番組で話してることがそのまま書いてあったりする。オープニングとか顕著。
ただ気を抜くと「原稿を読んでいる感」が声にかなり表れる。なのでなんとか感情を込めて話すようにしていたり、あえて「まあ」とか「なんか」とか「えー」とか言ってその場で言葉を出している感を演出してみたりする。そんな感じなので「原稿を読んでいるようには聞こえない話し方」という特殊スキルのレベルが上がっている……と自分では思ってるんですが実際どうですかね……。
いただいたおたよりについて話すときは原稿なし。リスナーの方と話している感じを出したいので。
原稿を書かないで済むならそれが一番だけど、原稿を書くことで見えてくることがあるので悩ましい。

喋る時に聴いている音楽 (2023.8.17追記)

番組に乗らない、自分のテンションをコントロールするための音楽。聴いたり聴かなかったりしながら収録する。それと静かな場所で話していると声も小さくなりがちなのでそれを防止する役割もある。
聴いているのはもっぱらこれ。
『知恵は眠らず 〜クリスタリウム:夜〜』
FF14のクリスタリウムという街の音楽。夜バージョン。
音楽を聴いて収録するときは夜なことが多いので、夜の曲がマッチする。また激しい曲ではないので、喋りの邪魔にならないし、静かすぎるわけでもないので声が小さくなる現象も抑えられる。超良い曲だけど、ゲームの曲なので程よく聴き流せるのも良い。
それにタイトルがイイよね……。頭良くなった感じがする。
収録するときは歌詞付きの曲は無理なのでインスト曲になるのだけれど、そうなってくるとゲームの曲が真っ先に思い浮かぶ。といいつつこの曲、途中で歌が入ってたような気がする……でもフワッとしてるのであまり気にならない。
作業用BGMとしてよくFF14の曲を流すことが多い(というかそれしか流さない)ので、収録時の曲もFF14一択になるのであった。


以前、収録した音声を妻に聴いてもらったことがある。
「普通に聴きやすいよ」との言葉をもらったので安心した。
リスナーの方からも落ち着いていて聴きやすいと言っていただけたこともある。それに最近は前に比べたら喋れるようになってきたかなと感じる。
自分が思っているほどしゃべりは悪くはないのかなと思いつつ、記事の頭に書いたようなことも思ったりもする。こっちでも完璧主義が顔をのぞかせてるね。
原稿無し、編集無しで聴かせるトークができる人が本当にうらやましいし、尊敬する。

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