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死想顕現界域トラオムをプレイして その2

さて、ここで語るべきは何からいくべきか。

そう、ホームズですね。ホームズからいきます。

シャーロック・ホームズの幕間をやってみての感想はこちらに掲載してありますので、ぜひともご一読お願いいたします!!

ホームズは、作中において初登場は1部6章におけるアトラス院。そして、ホームズが最初に訪れていたのは第4特異点のロンドン。

そして私は、ホームズが裏切り者なのではないのかと推測している人もいて、少し冷や冷やとしながらストーリーを進めていました。

結果から言ってしまえば、名探偵シャーロック・ホームズは裏切り者ではなく、初めから最期まで筋の通った味方であったのです。

第6.5章の座標はアメリカであったために、ライヘンバッハの登場には少し驚きをもったのですが、そもそもテクスチャを貼れる以上、そりゃそうできるか、と納得してしまいました。普通なら納得できないことですが、ここまでの世界観を叩き込まれたマスターであれば、納得できてしまう事実がやばい。
ここまで引きずり込んできた奈須さんをはじめとしたFGO製作陣はすごすぎます!

ライヘンバッハの滝といえば、スイスにある滝のことです。ここでホームズとモリアーティは戦い、相打ちとなりました。そして、両者は滝から落ちて死亡した場所ということになっています。
そうして、読者からのホームズ復活を望む声によって、ホームズは「空き家の冒険」で復活したのです。

ホームズは主人公達と離れ離れになって以降、カドックと共に味方となるサーヴァントが極めて少ないとわかっていながら復権界域、王道界域の順で巡っていったわけです。マスター救出のために勝算が著しく低い賭けに出ていたのです。

下手をすれば、無数のサーヴァント達に囲まれる危険があったのですが、何とかしたのですよね。王道界域というセーフゾーンを見つけたうえで何とかできたのです。

本来、モリアーティとホームズの知能は同等のものが与えられます。しかし、青年モリアーティはその他、何かの力を得て、ホームズの力を圧倒的に超えていたのです。解けない謎の多い状態で、青年モリアーティに勝てるはずがなかったのです。

6.5章の最中、モリアーティへの起死回生の一手を探し続けていたホームズであったが、それはすべての戦争が終結してから、トラオム中心地にあるライヘンバッハの滝で見つけることとなったのです。青年モリアーティは老モリアーティと比べて、悪への徹底度合いが少ない印象がありました。そして、その感覚は正しいものであったことがストーリー中で語られていました。

ホームズ
 私が思うに、老いたモリアーティは
 悪であることを弄んでいた。
ホームズ
 悪のカリスマであるが故に、
 善悪を超越したどこかに辿り着こうとしていた。
~中略~
ホームズ
 だが、ここで遭遇したモリアーティはその逆、
 彼は、悪になろう・・・としている。
ホームズ
 サーヴァントとしての力はともかく、
 悪としては未熟な様子だった。

第6.5章 死想顕現界域 トラオム 第20節 されど、復讐には届かず

そう、悪に超えた状態の見慣れたモリアーティではなく、悪になろうとしているモリアーティこそが、今回の敵なのですね。悪に関してはツメの甘いような印象を受けたのですが、ホームズを超え、倒す、ただその一心で行動をしていたからなのだろうと思います。

さて、ホームズの真の戦いというものは第20節以降となります。

そして、ホームズは自身のことが把握しきれていない状態であったことが、そこでわかります。誰かがホームズに扮している、演じているといったものはなく、ホームズ自身がわかっていなかったのです。

ライヘンバッハの滝でモリアーティと戦うことで、自身にまつわる謎を解き明かすこととなります。

第6.5章において、サーヴァントには必ずマスターやその代替が必要であることが語られます。あえて出された基本事項です。
はぐれサーヴァントといえど、その土地や聖杯によって召喚がなされているものとされています。つまり基本的にはそこを離れてしまえばサーヴァントは現界状態の維持ができないことになります。
しかし、第4特異点にいて第6特異点へ移動し、第2部においてカルデア入りを果たしたホームズには、土地による現界の線がありません。マスターが必要となる以上、そのマスターが誰なのかという謎があるわけなのです。

そして、自身の謎を考察し、理解してしまっていた。もうそれらしい理由での誤魔化しが効かなくなっていたことを示します。謎には答えなくてはならないのです。

と今日はここまでです。
ホームズの謎というものは、なかなかに面白いものでした。ホームズの幕間が期間限定で全体開放されていたことから、ホームズに何かあって、辻褄のあわない謎の部分が解き明かされそうだと思ってはいました。しかし、その結果が・・・。

モリアーティの役回りは、完全にホームズに気づきを与えるものでした。彼は彼なりのプライドをもってホームズと張り合っていたと感じさせてくれました。事を終わらせようとするならば、一瞬でカタはつきます。目的に対しての行動としては見合わないものとなるとは思いますがね。

それでは、長くなってきたのでまた明日!

動画を上げました!!

対モリアーティ戦の動画です。

ぜひともみていただけると嬉しいです!!

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