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【あなたの小説待ってます】部屋の電気を点ける…について

経緯
 先日、僕の書いた『無限部活学園』感想文を著者である百壁ネロさんが、ご自身のTwitterで取り上げてくださいました。僕はTwitterをやっていないので気付くのが遅くなってしまい申し訳ありません。

 なんか逆輸入的な気持ちで、自分が書いた言葉を俯瞰しましたけど……恐ろしいほど厨二病まる出しでビックリしました。「ひええ。公開処刑かな」とも思いましたけど、気持ちに嘘はないので書き直す気ないし、そんなことより喜んでいただけた模様で何よりです。

 どうあれ、書くものすべてが「THE・ネロ作品」なオンリーワンの小説家さんですので皆様もこの機会に是非お楽しみいただければ……と勝手に言わせてください。

 で「部屋の電気を点ける」云々に至ってはネロさんのTwitterを見ていただければ分かると思います。
 感想文を書く際に、ちょっとした例文みたいな感じで書いただけなんですけど……まさか「この設定で書いてください」と催促したような形になってしまい申し訳ありません。

改めて眺めるとめちゃくちゃねだってる

 これ、嬉しい反面なんか非常に申し訳ないな……と思ったので、せめて言い出しっぺの僕も「改めてちゃんと書こう」と思いました。横綱の胸を借りる気持ちで精一杯臨んでみようと。

 どうあれ「僕はこの程度です」な事と、ネロさんの天才が証明されるだけですが、こうして大好きな小説家さんと同じお題で話を書ける機会もそうないので……もし宜しければ創作大賞の応募期間も終わったことだし、皆様もどうですか?

 ルールは簡単。
「部屋の電気を点ける」をお題に掌握小説を書く

 ということで早速、百壁ネロ先生———もとい、絶対神に書いていただきました。マジでありがとうございます。

感想
 ほんとに「この作品書いたのネロさんでしょ?」って一目で分かります。
 一線超えちゃってるんですよ。発想のスケールが地球人超えてるし、でもちゃんと地球人でも理解できるワードセンスとか凄味とか面白さだし。読むより書いたほうが「いやいや。こんなの書ける訳ない」身に沁みて分かるはずです。

 で、またもや分析するなら……構図は至ってシンプル「点けたら消す」

 一見して「なんかとんでもない事言ってらぁ」かもしれませんけど、やっぱり神視点だから。電子はあらゆるものに存在するので、あらゆるものの存在を点したり消したり出来る「電子スイッチ」的な物があっても神からしたら不思議はないですよね。※ネバーエンディング廊下以外

 何ならこの世に存在する物質やら現象やら有象無象って、自分っていう視点スイッチがなければ取り上げられない=灯は点かない、とか。

 まず字面からして文楽ぶんがくって感じで楽しい。読んで楽しい。だけど、シンプルな構造ほど捉え方の裾野すそのが広がる=勝手に人生とかに置き換えられるので「なんか切ない」きちんとえぐられました。

 でも、今作の一番の感想というか学びは「自分が自分であることを楽しまなくっちゃ」な気がします。

 やっぱりなんか……何かを書く以上はひとより上手でありたいし、誰よりも優れていたいし、余裕で感心されたいし、手前らなんかじゃ足元にも及ばねぇよってことごとく蹂躙して泣かしてやりたいし、ただ賞賛されたいし、なんなら崇拝されたいし……とか、僕は思っちゃいます。

 だって、そんな才能ないから。
 書けば書くほど「平凡だぁ」を思い知るだけ。
 だから周りの反応を窺って、評価を気にしたり、気にしないようにしたり、気に病んだり。※やっぱ嘘。全然気にしない。

 でも、まずは「色が出てないと駄目だよな。てか、自分は自分しかいないんだから、その時点で色はあんじゃん」なのかな……って。
 安易にひとと変わったことをすれば好いと思いがちな僕ですけど、まずは自分の好きなことを好きなように好きなだけやってみようと思いました。

あなたの小説待ってます
 僕も書きます。
 ネロさんの作品を参考までに、けれど同じ土俵では絶対に敵わないので、僕なりの個性が出せればと思って取り組みます。「電気つける⇒数珠繋ぎにしてある人質全員感電ボン」とか酷いのは書かないようにしますけど。

 …そんなこんなで、もしご興味のある方や「書けたよ~」な方はこの記事にスキでもしていただければ飛んで眺めに伺います。ちな勝手にココへ貼り付けますので悪しからず。

 折角の機会ですので、創作大賞で創作熱が冷めやらぬ皆様も是非一緒に楽しみませんか?