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ストレスなく働ける形式は人それぞれ:「しょぼい起業で生きていく」

早起きして電車乗って毎日会社行くの無理~って著者が
店舗兼自宅を空けてたら客みたいな人や仕事が集まってきて、
それだけで食べていけるよ、
無理して社畜せず、ゆるく小さく起業して生きていこう、という話。

大金持ちになるとかじゃなくて、
ストレス少なく無理なく生きていきたい、
会社勤めが辛すぎて、という方にとって選択肢を増やしてくれる考え方。
私もサラリーマン以外の選択肢って子供のころ見えてなかったけど、
地方で独立したら不思議な食べて生き方をしている人が沢山いて
「意外と生きていけるんだな~」と思いました。

SNSなど個人が出来る発信手段が発達した現代、
やり方って多くあるんですよね。
会社勤め苦手な方には可能性を広げてくれる話。

私も起業相談を受けたときは「小さく初めて大きく育てる」を
おすすめすることが多いです(いきなり多額の投資をしない)
リスク低くていいやり方だな~と思いました。

ただ、この著者のように、
ゆるく開店してる店にいろんな人が出入りして
何となくいろんな仕事や商品が集まってきて~というのは、
ゆるいコミュニケーションが苦手な私にとっては
「目的なく知らない不特定多数と交流せねばならない」キツイ環境。
想像しただけで苦痛、2~3日で店閉めそうです(笑)
(巻末の対談相手も「俺には無理」と言っている。)

「何がストレスなくできるか」「何をするのが嫌か」というのは
人それぞれということで、私はゆるい店やるより
「電車乗って決まった職場行って割り振られた仕事をする方が楽」
な気がするし、そういう人もいるだろうなあと。

例えば起業すると、
名刺の紙の色を白にする?クリーム色にする?とか、
この仕事を受ける?受けない?とか、
ほんとに大小さまざまな決定が多数発生してきて、
自分以外決めてくれる人がいないから、
どーでもいいことも含め全部、決定を下さないといけない。
決定することが得意でないと疲れてしまう。

これはいい悪いではなくて、個人の特性だと思うので
どういう場で活かせるか自己分析して働き方を選んだ方が
ハッピーだなあと思います。

楽して儲かるはないけれども
自分が得意・好きだから「苦痛なく出来ちゃうこと」で
暮らしていく方法を見つけようね、ということかなと思いました。

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