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ひとりごと

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寂しさの原風景と、ノートの端切れを交換するようなこと

最近「違国日記」という漫画を読んだ。
主人公の朝ちゃんは寂しいことを「砂漠の真ん中で、ぽつーーんとした感じ」と言う。

出てくる人々の中にはいろんな寂しさの風景がある。静かな海辺、ギラギラひかるミラーボールの下、森の端の方。

自分にとって寂しいってどんな景色かというと、明かりのついていない水族館の大きな水槽の前で1人で立っていて、魚たちの世界とは巨大な水槽で隔たれていて、シンとしていて、薄暗くて

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