見出し画像

問いをつくる旅①

NPO法人ハテナソン共創ラボというところの理事をやっています。

簡単にいうと、QFTという問いを作るメソッドを日本全国に広げる活動をしています。

QFT(Question Formulation Technique)はアメリカの正問研究所というところで開発されたメソッドです。「たった一つを変えるだけ」という本に感銘を受けて勢いで研究所に問い合わせたのがもう5年以上前。

日本の教育者の中でわたしがはじめてコンタクトを取ったらしいです(行動だけは早いんです。研究所のウェブサイトにそう書かれてます)。

それから少しあとに京都産業大学の教授、ケニチさん(とても偉い人)が同じ流れで研究所にコンタクトを取り、著者のダンを日本に招く辺りから一緒に活動しはじめました。

今回、LA行きにあたって、ケニチさんから「1000個くらい問いを作ってきてください」と言う立派なお仕事いただいたので、旅の経過と生まれた問いとその考察についてブログにまとめていきたいと思います。

さて、新型コロナウイルスの感染が収束したように見えたので、わたしは勢いでロサンゼルス行きを決めてしまいました。

数年ぶりの海外。

子どもが手を離れてから、一年に一回は海外に行くと決めたので、だいたい仕事も兼ねてカンボジア、マレーシアといい具合に旅を重ねてました。次はドバイと思い、航空券を購入したところでパンデミック発生。泣く泣くフライトをキャンセルした悔しさがあったので、収まったらすぐにでも行きたかったんです。

しかし、第7波が…

勤務校は夏休み直前に休校になるし、直接の知人友人も感染しまくり、あれ、わたしこれ、行っちゃっていいの?というのがこの旅の最初の問い。カリフォルニアも感染者数増えてるし…

1 この状況で海外旅行に行ってしまっていいのだろうか?

実は3月に父がコロナで他界してしまい、わたしは帰国したら直接、実家に初盆のため帰省する予定です。

日本からアメリカに入国するには陰性証明書はもう不要なんですが、帰国のときにはPCRが陰性でないといけません。

もし、陽性だったら陰性になるまでの10日間?ほど滞在を伸ばさないといけません。初盆には間に合わない…

タイミング悪く、友人の友人が現地で陽性になり、シアトルに足止めされたと聞いて、ますます不安に。

2 初盆前に行くなんて何考えてるの?て弟は思ってるかな?

3 でもまあ陰性で帰ってこれるのでは?

母と弟は内心良く思ってないやろうな…とかいやでも、いま海外行ってるわたしの知り合いは陰性で帰国できてるし…という考えでぐるぐるぐるぐる。

やっぱり行かんほうがいいんかなあ…

という不安を夫に共有したところ、「え?なんで?行ったらいいやん。初盆は俺が代表でちゃんとするから大丈夫」(大丈夫なん…?)と言ってくれ、一気にやっぱり行こう!と気持ちが固まったのでした。

今回、非常に予算が限られてるので(円安と米国のインフレ!!!)ZIP AIRというLCCでロサンゼルスに向かいます。

4 ZIP AIRて何?

ZIP AIRはJALの子会社としてできたLCCで韓国やハワイに就航しており、最近新たにLAが加わりました。座席以外のサービスは有料で機内食も購入時に自分でメニューから選択しないといけません。モニターもないのであらかじめデバイスにコンテンツをダウンロードしておかないといけません。国際線に乗った時に得られるサービスはほとんどありません。

でも圧倒的に安い!

オンシーズンなのでそれなりにしますが、オフシーズンなら成田-LA間で往復6万円?くらいで行けちゃいます。

わたしも友人に教えてもらって知りました(そしてその友人と今回旅をしています)。

成田空港は閑散としてます…が、zipairのチェックインだけ長蛇の列。

お店はまだまだ閉まってるところが多い
ZIPAIRだけ局地的に人がいる

5 これ間に合うの?
6 全員LA行き?

と焦るくらい待ちましたが(半分はシンガポール行きの人でした)、チェックインが終わってしまえば、保安検査場から出国まではガラガラ…

6 イミグレの人こんなに親切だったことあったかな?

ていうくらい職員も少なく暇そうでした(なのでとても丁寧な対応)。

さて、いま、問いの分類についてあれこれ考えています。この旅の間に考えをまとめて、少しアウトプットできたらいいなと思ってます。

旅の間に出てきた問いはその後、何らかの方法を使って分類してみるつもりです。自分はどういうときに問いが生まれてるのか、自己理解にも良さそうです。

7 チェックインの時、前の女の子がめちゃくちゃジロジロ見てきたんだけどあれなんだったんだろう?


英語や教育、それから旅に関するあれこれを書いてます。皆さんの価値が英語を通して世界に広まるお手伝いをしています。