【ジュニアNISA】子供に何を残すか

めでたく、子供が産まれました。
という事で、今年(2023年)はジュニアNISAが有効な最後の年なので、何かしら投資をしていきたいところですが、さて、どういう方針で何に投資をすべきか・・・
パートナーとの相談する前に、一旦自分の中で整理をしてみる。

投資の目的

ジュニアNISAについては、基本的には「子供の金融教育のため」という側面を重視しています。
学資保険の代わりとか、生前贈与とかはあまり考えていません。
長期投資の結果、どのような資産推移を経てどのくらいリターンを得られるのか、机上の空論ではなく「現物」として実感してもらい、投資の大切さを身をもって体験してもらうツールにしたいと考えています。
そして、18歳になったらそのまま証券口座を渡して好きに使ってもらう。(そのまま運用してもいいし、使ってもいい)
なので、極端にリターンを狙うものではなく、「世界の情勢」が分かる投資対象がより良いのかなと思います。

投資対象候補

投資目的から考えると、基本は「全世界株式」になるかなと思います。
リターン狙うなら米国なんでしょうけど。
という事で、じゃあ次は「ETF」か「投資信託」か。今のところ候補は2つです。

Vanguard Total World Stock ETF(通称:VT)

全世界に投資するETFです。
連動指数はFTSE-GACIで、構成銘柄数は約8,000。
米国ETFなので、投資するにはドルに換金したうえでの購入が必用なのと、1株単位での購入なので、キリの良い金額での購入が難しい。(”購入”が渋滞している・・・)
ETFとは何ぞや?というのと、為替リスク的な「お勉強」の題材としてはありかなぁ。
あと配当金大好き勢としてはETFは好みなんですけど、それはそれ。
全世界に投資しつつ、配当金で得た資産を何に使うかを子供に選択させる、という使い方ができるかなと思います。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)

コチラは、全世界に投資する投資信託です。
VTとは異なり、連動指数はMSCI-ACWIで、構成銘柄数は約3,000。
小型株を含まないのが特徴です。
コチラは投資信託なのでキリの良い金額で購入ができるのと、配当金再投資が自動的に行われるので、「長期投資の結果、どのような資産推移を経てどのくらいリターンを得られるのか」というのを体験させるのを重視するなら、投資信託がベターな選択になります。

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(通称:SBI・V・全世界株式)

コチラは先に述べたVTに投資する投資信託になります。
配当金は(たぶん)無しになる代わり、霧の良い金額で購入可能。
もちろん配当金再投資が行われるので、「長期投資の結果、どのような資産推移を経てどのくらいリターンを得られるのか」を体験できる。
最近できたファンドなので資産規模がオルカンに劣るのと、構成銘柄がVTと同様約8,000銘柄になる関係か、信託報酬がオルカンより高い。
その代わり小型株も含めた全世界の市場全体を対象としています。

小型株は最終的なリターンにそれほど寄与しない気がするので、正直オルカンでも良いかなぁとか思っていますが、私のパートナーは「何が起こるか分からんから取り合えず代表的な全世界指数に連動するファンド買っとけ派」なので、こちらも候補に挙がります。

記事書いていて思った結論

投資の目的の項を書いていて思ったんですが、結局目的達成するためには何を買うのかがより良いのか?が大事なわけで。

  1. 子供の金融教育目的である

  2. 長期投資の結果、どのような資産推移を経てどのくらいリターンを得られるのかを確認できる

  3. 極端にリターンを狙うものではなく、「世界の情勢」が分かる投資対象とする

今回挙げた候補はどれも目的は満たせますが、買い方で差が出そうなのは「1.子供の金融教育目的である」かなと。
で、金融教育、特に投資に関しての金融教育って観点で考えると、ETFと投資信託のどちらかだけを買うのってどうなのかな?と思ってきました。
どっちも用意して、こんだけ差が出るんだよ(あるいは出ないんだよ)みたいなことが示せると良いのかもしれない。

となると、同じ指数に連動するETFと投資信託を半々かって運用してみる、というのが、一番目的ににあっているのかもしれないと思いました。
これでパートナーにお話ししてみましょうかね。

ここまで読んでいただき、アリガトゴザマス!