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ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー / メトロポリタン美術館
どこまでも沈む
どこまでも沈んで、最後まで沈んだら、浮いてくると、多くの人が言った。
大人になるほど、避け難い痛い目を見て、信頼関係を築くとか、他人を信用してみるとか、そういうことが難しくなった。
無邪気に仲良くなって、何も起こらずに済んだ子どもの頃は、それが奇跡的なことで、幸運なことなのだと知らなかった。
痛い目を見た時にも、支えてくれる人がいる人生にしたい。1人でいいから、信じて大丈夫な人に出逢いたい。早めに。
それまでは、どこまで沈んでも、沈んでも、浮くことができないのではないかと思い始めた。1人でいいから、信じられる人に出逢いたいと思うことも、悪い依存になってしまうのだろう。
まずは、時々の人、ちょっとだけの人、っていう枠を設けて、これまた曖昧にすることだ。分散して、0と100にしない。その上で、たった1人が見つかれば、それはそれ。急な動きを避けて、グレーを通すことに、メリットがある。
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