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フェルミオススメの本 Part6

・はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

オススメ度:★★★★★

もし本を1冊だけ持って行ってもいいと言われたなら、迷わずこの本を選ぶであろう。
私の中ではナンバーワンの本になる。
何度この本を読み返したか。

内容はスモールビジネスの起業家が失敗にありがちなことを物語形式で教えてくれる。

この本の中に私がフェルミ研究所を失敗させてしまった理由も語られている。
そしてこの本がなければ私はもう一度こうやってビジネスをやっていないだろう。
それくらいこの本は私に多くのことを教えてくれた。

YouTuberで説明しよう。
自分で何度も撮影し、動画をアップし続けているうちはそれは「ビジネスを持つ」とはいえない。
なぜか?
自分で仕事を作って自分で処理しているだけだからだ。
それはただの仕事、個人事業主だ。
そうして多くの人は自由を求めて起業したのにも関わらず60歳までずーっと仕事に縛られ続ける。

ある時思う「最初は楽しかったけど・・いつまでこれをやり続けるのだろうか?もう飽きたよ・・」と。
こうして毎年多くのYouTuberが脱落していく。

多くの人は逃げ出したくなるが、自分の代わりに仕事をしてくれる人はいない。
ファンも自分を待っている。
今日も明日も明後日も仕事は山積みだ。
「自分がやらなければ誰がやる・・?」眠い目をこすりまた仕事を始める。
こうして人は仕事の奴隷になってしまうのである。

そして自分が燃え尽き症候群になり、仕事を続けられなくなったときに、ビジネスも一緒に死んでしまう。

ではどうすればよかったのか?
その鍵は「自分じゃなくてもできるビジネスモデルを構築して人に任せること」にある。
この世の中のビジネスは全てそうである。
「ビジネスを持つ」とは、作った仕事を他人にやってもらって利益を出すことなのだ。
そこに自分は関わらない。

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の「スタンド」が「ビジネス」だ。
ビジネスとは自分は近くにいるが、違う存在でなければならない。

自分がビジネスの奴隷になるのではなく、ビジネスが勝手に働き、人の役に立って、利益を上げてくる。
そして今日も自分のポケットにお金を注ぎ続けてくれる。
そのビジネスは自分が死んでも働き続ける。
だから創業者が死んだとしてもビジネスはずっと生き続けるのだ。




・父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え

オススメ度:★★★★★

この本のいいところは物語形式でインデックス投資の大切さを教えてくれる。
今ではインデックス投資の本は雨後の筍のように出ているが、この本はとてもわかりやすいのでオススメだ。

個人的には株のポートフォリオに「債権を取り入れなくてもいい」ということを教えてもらった本でもある。

インデックス投資について学ぶのならこの一冊だけでいいだろう。
私もインデックス投資をやっている。

・君に友だちはいらない
オススメ度:★★★★

友達ではなく仲間が必要だということを教えてくれる本だ。
そもそも友達と仲間の違いは何か?
友達は目標が違うけど一緒にいて、どうでもいい話をする関係だ。孤独を癒せる。
「今ひま?」といって誘って遊びにいくこともできる。

一方、仲間とはスラムダンクのようにみんなが一つの目標に向かって集結するものなのだ。

ドライな関係だけど、みんな自分の叶えたい目標のために一緒にいる。
ドラクエやFFの仲間もそうだろう。
みんな「ラスボスを倒したい」という目的のためにいるのであって、ラスボスを倒した後にベタベタとつるんだりはしない。

ラスボスを倒した後は個人が別々の目標に向けてバラバラに動き出していく。
それこそが仲間だ。

この本ではその仲間を増やせと喝破している。




・「普通がいい」という病 (読むのが少し難しいです)
オススメ度:★★★★

「普通」とはなんであろうか?
それは大多数だ。
人は周りから浮かないようにこの「大多数」になろうとする。

しかし、元来みんな人それぞれ違ったツノを持った人間なのだ。
みんなそれぞれ違う。
好きなものも思考も。

だがそれを出せない。
社会では普通の髪型の同じスーツを着た、普通の人が求められるからだろう。
採用されたくて、または仲間はずれになりたくなくて、「変な人」だと思われたくなくて個性を隠して「普通」になろうとするわけである。

すると自分らしく生きられないから息苦しくなり、ストレスがたまってしまう。
それでも平気で生きられる人はいいが、生きられない人もいる。
それが「社会不適合者」だ。
彼らはまさに「自分らしく生きるのをやめられない人たち」なのだ。

そんな自分を抑え続けると、やがて心が音を上げる。
それはまず不眠という形で現れる。
感情が死に、これ以上先にいくと鬱になる。

そうなる前に自分は社会不適合者だという自覚のあるものは、この「普通がいい」という病を治すべきなのだ。

ちなみに私も社会不適合者であり、先輩よりも早い17時にタイムカードを押して会社から一目散に帰宅していたため、多くの人に白い目で見られていた。
「あいつはダメだわ」そんな声が聞こえてきそうだったが、私はそんなことよりも時間が惜しかった。

私にはやるべきことがあったのだ。
でも、いや・・おそらくそのおかげでそこそこ成功できたのだろう。



・私が世界No.1セールスマンになるためにやった50のこと
オススメ度:★★★★

ブリタニカという事典を売っていた凄腕営業マンが、弱肉強食の職場で学んだ内容を語っていく本だ。

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