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【新・着付けの常識】クルーズには長襦袢は持っていきません♩

読んでいただき、ありがとうございます。
《身体と着物》から着付けを考える着付け講師かほです。
不器用さん向け空飛び着付け教室として「身体を調える着付け」を全国レッスンしています。


4泊5日の「着物でクルーズ」。
長襦袢を持ってきませんでした!

では、どうしたのか。
そう、これ。

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半襦袢♪
わたしはクルーズに限らず、着物旅のときには半襦袢を愛用しています。

その理由は3つ。

1.荷物が減る
2.洗える
3.着付けが楽

どれも、旅行にはうれしいものばかりです。

1.荷物が減る

通常、肌着(肌襦袢+裾除け)+長襦袢。
それが、半襦袢+裾除けでいけちゃいます。
荷物がかなり削減できました。
寒いときのために肌襦袢も持っていきましたが、それでも長襦袢を持っていくよりは荷物が少なかったと思います。
長襦袢って案外かさばるんですよね。

2.洗える

あまり荷物を持っていきたくない長旅の場合、現地で洗えるというのはうれしいです。
かつ。
今回はクルーズ、どうしても潮風にあたります。
帰ってきてさくっと洗えるのはよかったなと思います。

「正絹に潮風が不安」な方でも、クリーニングに出すのは着物だけでよくなります。

3.着付けが楽

わたしは半襦袢を使った悪魔的に簡単な「悪魔の着付け術」で着ていました。
これが本当に楽!
着つける時間も早いし、着ていても楽!!
歩き回ったり、おいしいものを食べたり、友人とはしゃいだり、写真を撮りまくったり。
そんなときに苦しい着付けでは旅も楽しめませんもの。

さっと着られて、着ていてもらくちんな「悪魔の着付け術」は本当に旅向け♪

たとえ、「悪魔の着付け術」でなくても、長襦袢よりは着付けも楽なので、慣れない場所での着付けでもスムーズではないかなと思います。

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「フォーマル着物に半襦袢でも大丈夫?」

わたしは荷物を少なくしたくて、筒袖の半襦袢を持っていきました。
クルーズのフォーマルは、服装としてはフォーマルというだけで、式典ではありません。
いわば、「お遊びとしてのフォーマル」、筒袖でもまったく構いませんし、そもそも、

そんなこと、誰も気にしていないし、気が付いてもいない(笑

「着物は長襦袢でないといけない」

なんてことはないの。
もっといえば、気楽なカジュアルディなら、和洋折衷でもOK!

「でも、かほさんは和洋折衷してなかったよね?」

時間がなかったの~!!
もっとクルーズ時間が長ければ、びしばし!と和洋摂津していたと思います。

でも、どうしても筒袖が気になる場合には、お袖のついたものをご用意されるといいと思います。

「着物でクルーズ」のみならず、着物旅は気楽に楽しんでくださいね~。

旅NOTEはこちら


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かほ@《身体と着物》をマニアックに研究している人
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