RME Babyface Pro FSを買った話

こんばんは。
タイトルの通り、1/30に満を持して発売されたオーディオインターフェースを購入したので、簡単なレビューのようなものを書いていきたいと思います。
機材買うたびにレビュー書けばおまえこんなに買ってるんやぞって視覚的に見えて良い自戒になるかなって。

・外観

見た目自体は前機種とほぼ変わらないみたいです。
前機種になる Babyface Pro は所持していたことがないので、細かい部分の違いはわかりません。
つまり前機種から音質がどの程度向上したのかという点もレビューできない……
この記事を検索から見に来てくださる方々はその点が一番気になるのではと思いますが、そこは土下座しておきます。

画像1

作業部屋に設置するとこんな感じ。

見た目の質感や手触り、ボタンのクリック感は流石のクオリティ。
チープさを感じる部分が無く、素直にすごいと感じました。

各種端子部分も緩すぎずキツ過ぎずでストレスフリー。
LEDも視認しやすい明るさで、この時点では文句なしです。

また、想像していたよりも一回りほど大きく、箱から出したときに驚きました。
ポケットティッシュと比較するとこのくらいの大きさ。

画像2

このくらいのサイズなら、リハスタに持っていって録音するような使い方でも苦になりませんね。

・音質

RME社のインターフェースは出音が硬いとよく聞きますが、この機種も例に漏れずそうなのかと訊かれると……

正直わかりません!

なので、買い換える以前に使用していた Roland Rubix24 と比較した、完全に私の主観だけの感想になります。

同環境で音を鳴らしてみた最初の感想としては
「前よりも低域がクリアに聴こえる」が第一印象でした。

本機の売りでもある、フルSteadyClock FS回路、というやつのおかげなのか、今まではぼやけていまいちよくわからなかったフレーズなども、こんな風に鳴っていたのか、と聴こえてくることもしばしば。

インターフェースのグレードが一気に上がりすぎて、音質面で不満を持つことはなさそうです。

入力面では、ギター直挿しからソフトウェアのアンシミュでの音で聴き比べてみると、以前よりも超低域がかなり強調されるようになった、と感じました。
これは本機が低域を強調するキャラというよりは、以前のものだとキャプチャしきれていなかったのかなと。

Rubix24も良いインターフェースだと思いますが、流石にこの価格帯と比較するのは酷だと身を持って実感する結果となりました。

・安定性

私が個人的に一番期待して買った部分でもあります。

数日使った感じではドライバの不安定さなどを感じることは一切なく、バッファサイズを小さくしてもノイズなどが乗ることはありません。
RME社は抜群の安定性!という評判通り、現状安定性で不満に思う部分は一切ないですね。

・欠点は?

ここまで良いことばっかり書いてあるじゃん!ダメなとこないの!?
ってなりますよね。私はなります。

外見、音質、安定感と、どれを取ってもこの部分がもう少し……という点は今の所感じていません。
強いて言うなら入出力の少なさが欠点になりうるでしょうか。

とはいえ、ADAT接続を用いてイン・アウトを増やすことも可能ですし、多くの入出力が欲しい方は本機ではないものを選択すると思うので、買ってから足りないな、となる部分かと言われると微妙なところですね。

・総評

今後、何年間使用できる耐久性を持っているか次第ではありますが、個人ユースではベスト足りうるのではないかと感じます。
後は同価格帯での UAD や APOGEE などから好みでセレクトする形になるのかなと。

趣味でも音楽をやっていて、一生使えるレベルの機材が欲しい、という方は、選択肢として後悔はしないものだと思います。

・最後に

次がいつになるかわかりませんが、機材買うたびにこれくらいのレビューしていきたいなと思います。
その道のプロとかではない、普通の人が書く普通な面白みのないレビューを心待ちにしていただけたら、それはとてもうれしいです。

それではよしなに。

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