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狩猟日記 2019.12.12

3人で出かける。空気銃二人に見学一人。

暖かい日だ。

いつもの池を覗いてみる。動く影はないが違和感がある。双眼鏡で見てみるとコガモが首をたたんだ状態で岸によっていた。3羽いる。違和感はいつもと池の輪郭が違うからだったようだ。いつも見ているとゴミの位置とか覚えてしまうものだ。

獲物は見つけた。今日は射手が二人いる。どちらが撃つかだが……車を停めた相方早速準備を始めている。私が見つけたわけだが?まあ、相方はまだ獲物がとれていないからね。ここはメインを譲ってやろう。

とりあえず自分も準備してついていく。コガモは飛ばないかもしれないし、飛んでも戻ってくる可能性もあるから自分にも撃つチャンスがあるかもしれない。

まだカモの姿を見つけられない相方に位置を教え相方ベストポジションにつく。

コガモは最初の位置から動かない。こちらが近くにいるのは気づいていまるが、野生の本能からか動かないほうが見つかりにくいことを知っているよう。動かないでやり過ごすことにしたようだ。コガモはまだ自分たちが見つかっていないと思っている。これはチャンス。同時に撃てたら二人とも獲物をゲットできるかも。

相方スコープにコガモを入れたようでこちらを急かす。

こっちはベストポジションが空いていないから、木に背中をつけて立射で撃つことに。幸いなことにコガモは動きそうにない。

獲物をスコープに捉え、弾を装填。オッケーだよと相方に声をかけた瞬間発砲音。スコープ内のコガモは飛んでいってしまった。相方は当たったようで喜んでいる。

えっと……オッケーだよというのは姿勢が整ったよということで発砲の合図ではなかったのだけど。なんだその発砲合図は……カウントとかじゃないのかよと。

思えば相方、どちらが撃つか決める前に準備を始めたり、射撃姿勢を整えるのにボサの中を歩かなければ行けない自分のことを見ずに急かしたり、こちらの声かに即発砲。撃ちたいという気持ちが急いていた気がする。周りがちょっと見えていなかった。

こちらも自分が見つけた獲物を撃ちたいという気持ちがあり、完全に譲ってやれなかったというところがある。

二人で一緒に行動するのにいいことないな。こちらが予想しないタイミングで発砲があるというのはよくない。コミュニケーション不足。その後、次からはどうするかを取り決めてみた。

空気銃二人でのアプローチっていがいとむずかしいのか?散弾銃なら撃つ場面がちょっと違うからいいのだけど。二人だと獲物を見つける目は増えるが、獲物を獲得できるチャンスは減るのかも。周りを見ていてくれる人がいるのはいいんだけどな。

こんなことで自分はボウズ。相方コガモのオスゲット。

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