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女性ホルモンの役割~プロゲステロン編~

女性ホルモンのひとつ、プロゲステロンはご存知ですか?女性の体作りに欠かせないホルモンなんです。
今回は、プロゲステロンについてご説明します。

1,プロゲステロンとは

プロゲステロン(Progesterone)は女性ホルモンの一つで、卵巣や胎盤、副腎などで生成されます。
女性らしさをつくるホルモンともいわれるプロゲステロンは、成長とともに分泌量が増え、生殖器官を発育させたり、維持させたりするさせるはたらきをもっています。
女性らしい丸みのある体形をつくったり、肌を美しくたりするサポートもします。
プロゲステロンの分泌量のピークは20代で、45~50歳の更年期になると、その分泌量は激減します。

2,プロゲステロンの役割

・妊娠のサポート
プロゲステロンは妊娠をサポートする重要な役割を果たします。胎盤から分泌され、子宮内膜を準備し、着床を促進します。

・月経周期の調節
プロゲステロンは月経周期の後半で生成され、子宮内膜の成長を促進し、卵胞から発生した卵子が受精しない場合には、月経を引き起こします。

・乳房の発達
プロゲステロンは乳腺の発達をサポートし、妊娠に備えて乳房を準備します。

・基礎体温の上昇
プロゲステロンの影響で、基礎体温が上昇します。これは卵胞崩壊後の排卵を示す一因です。

3,プロゲステロンの増減


プロゲステロンの過剰分泌は、情緒不安定、眠気、だるさ、肩こり、腰痛、肌荒れなどが起こりやすくなります。
プロゲステロンは生理前に分泌量が増えるホルモン。PMSで起こる症状は、プロゲステロンの分泌量に起因するのもが多いです。

一方、プロゲステロンの不足や不均衡は、生殖系の障害や月経不順、不育症の原因となる可能性があります。不足する場合、妊娠サポートや月経周期の調節のためにプロゲステロン補充療法が行われることがあります。

4,プロゲステロンを補う

プロゲステロンを補うための治療がいくつかあります。

・プロゲステロンクリーム
プロゲステロンが含まれたクリームを皮膚に塗る方法があります。通常、内蔵される前に皮膚から吸収されます。

・口腔摂取
プロゲステロンが含まれた錠剤やカプセルを口から摂取する方法もあります。

・注射
プロゲステロンを筋肉注射として受けることがあります。

・挿入剤
プロゲステロンが含まれた膣挿入剤を使用する方法もあります。これは月経周期や不妊治療などで使われることがあります。

5,おわりに

いかがでしたか。今回は、女性ホルモンのひとつプロゲステロンについて紹介しました。
PMSの原因にもなるプロゲステロンですが、女性の体作りには欠かせないホルモンです。
プロゲステロンはもちろん、女性にとって大切なホルモンについての知識を持つことで、いつまでも健康で美しくありたいですよね!

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