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世界の膣ケア事情


更年期女性の約半数が、尿漏れや臭いなどの膣の悩みを抱えているといわれています。ただ、膣ケアってちょっと勇気がいりますよね。
日本では膣ケアボールやデリケート専用オイル、クリームと膣ケア製品がありますが、世界ではどのような膣ケアがあるのでしょうか。
今回は、世界の膣ケア事情をご紹介します!

1、韓国

美容大国と言われる韓国では、女性の健康と美容に対する関心が高く、膣ケア製品やサービスが広く提供されています。

・膣洗浄製品
韓国では、膣洗浄製品が一般的に市販されており、女性の膣の清潔さを保つために使用されています。しかし、医師や専門家は、膣内の自然なpHバランスを乱す可能性があるため、過度の使用は推奨されません。

・膣乳酸菌製品
膣内の健康をサポートするために、膣乳酸菌製品が広く利用されています。これらの製品は、膣内のバランスを保つために役立ち、感染症の予防や症状の緩和に寄与するとされています。

・美容クリニックの提供する治療法
一部の美容クリニックでは、膣の若返りや引き締めを目的とした治療法が提供されています。これには、膣のレーザー治療や膣リフティングなどが含まれます。

・教育と啓発活動
韓国では、女性に対する膣ケアの教育や啓発活動が行われており、正しい膣ケアの重要性や健康への影響についての情報が提供されています。

2,フィンランド

フィンランドの膣ケアは、サウナ文化や自然志向のアプローチ、寒冷な気候に対する対応など、その地域固有の特徴を反映しています。

・サウナ文化
フィンランドはサウナ文化が根付いており、サウナに入ることが日常的な習慣です。体の血行を促進し、肌を清潔に保ち、健康をサポートするとされているサウナを習慣としているフィンランドでは、膣ケアにおいても、血行促進や皮膚の清潔さを重視することがあります。

・自然志向のアプローチ
フィンランドの人々は自然療法や自然製品を好む傾向があります。膣ケアにおいても、ハーブや植物由来の製品、自然食品などが好まれることがあります。

・寒冷な気候への対応
フィンランドは冬季に非常に寒冷な地域であり、この寒さによって皮膚や粘膜の乾燥が引き起こされることがあります。膣ケアにおいては、保湿や保護を目的とした製品が重視されることがあります。

・性教育とオープンな文化
フィンランドは性教育やセクシュアリティに対するオープンな文化で知られています。膣ケアに関する教育や情報が広く提供され、個々のニーズに合わせたケア方法が尊重されます。

3,西アフリカ


西アフリカを始めとするアフリカ地域では、植物や伝統的な方法が膣ケア用いられることがあります。

・シアバター
カライトリーと呼ばれるシアの木の実から作られる天然の保湿剤であり、肌や膣の保湿に広く使われています。特に出産後のケアや女性の健康維持にもシアバターが重宝されることがあります。

・薬草浴
膣の乾燥や炎症を和らげるといわれているアロエベラや、抗菌のはたらきがあるモリンガと呼ばれる薬草の葉や根を使った薬草浴や洗浄が行われることもあります。

・口伝での情報共有
女性たちの間で口頭での情報共有や知識伝達が行われています。これは、母から娘へ、姉妹や友人同士で行われることが一般的といわれてきます。
口伝には、生理周期や膣の健康に関する情報の他にも妊娠・出産後のケア、伝統的な薬草や植物の利用方法、そして女性の身体の変化に関する知識が含まれています。
この伝統は、世代を超えて伝えられ、女性たちの健康や福祉を支える重要な役割を果たしています。

4、おわりに

いかがでしたか?今回は、世界の膣ケア事情をご紹介しました。フィンランドのサウナや自然療法は私たちもできそうですよね。
美容大国・韓国は膣ケアもさまざまなアプローチがあったり、西アフリカの伝統的な膣ケアも驚きです。
日本は膣ケアってあまり浸透していない印象ですが、まずは膣ケアについてどんなものがあるか知ることから、始めてみませんか?



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