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更年期というと、『女性特有』のカラダの変化と捉えがちですが、最近では『男性更年期』についても取り上げられるようになりましたね。


え?男性にも更年期があるの?

女性のカラダのケアの総称が『フェムテック』であるならば、男性のカラダのケアの総称が『メンテック』または『オムテック』と呼ばれています。

男性のカラダの悩み

それは当事者しかわからないかもしれません😌

ですが、女性のカラダの悩みを男性にわかってもらおうと訴えかけても、それは通じません。

なぜなら、女性も男性のカラダの悩みを知り、理解する必要があるからです。

わたしは10年のキャリアがある、元銀座ホステスです。

丸の内・銀座・有楽町・新橋・品川界隈の会社経営者とのご縁があり、多くのお客様の『男性の心とカラダの悩み』を聞いてきました。

男性も女性と同じように『心とカラダの悩み』を抱えています。

なぜ、その悩みを『銀座ホステス』に相談するのでしょうか?



◾️男性も『心とカラダの悩み』を相談できる相手がいない


前回、夫婦間でのコミュニケーション不足によって、『更年期』の辛さを夫に相談できない。

という話を書きました😌

それは夫も同じことが言えます。

妻に相談しても『理解してもらえない』のではないか?


それはきっと、疲れでしょ?

で終わってしまうのではないかと。

今まで、性欲も食欲もあった。

疲労感もなく、寝付きも良かった。

お酒を飲んでも、二日酔いになることもなかった

それがある日、カラダが今までの状態と違う。

思うようにカラダが動かなくなってきた…。


これはきっと、もう年齢的なものだろう

と受け流すのか


どう考えても今までとは違う
もしかしたら病気なのかもしれない

…と悩み始めるのか

男性更年期の症状にも実は、『更年期うつ』があります


思うようにカラダが動かない不安
もしかしたら病気なのでは?という不安

そして妻に『自分のカラダの悩みを打ち明けられない』という不安

不安が重なっていくことで『更年期うつ』を発症してしまうのです😔


◾️相談できる相手は『銀座ホステス』だった


わたしが担当させていただいていたお客様の大半が『男性更年期』世代

重役についている方や、会社経営者の方もいらっしゃいました。

会社の接待でいらっしゃるケースと、ふらっとおひとりでいらっしゃるケース

ふらっと立ち寄って、軽く一杯お酒を嗜んで帰るのですが

おひとりでいらっしゃる場合は『何か悩みがある時』がほとんどでした

『今日はまっすぐ家に帰る気分じゃなくてね』

この言葉で『悩み事があるのかな?』と

その相談の大半が、『心とカラダの悩み』『セックスレス』の悩み

『君ならわかってくれる気がして』

40代から急に『性欲減退』し始めて、夫婦での営みもずっとご無沙汰なんだ。

でも、自分はまだ『男でいたい』と思っているし『男として』妻に認めてもらいたい気持ちもある。

だけど『自信がない』んだよね😞

『自信がない』=『勃起の質や頻度の変化』

20代、30代のあの頃の自分のカラダとは違う。

でも『男でありたい』と思うからこそ、もう一度頑張りたいんだ。

こんな話を妻にはできなくてね…。

銀座界隈に来るお客様のほとんどが、この悩みを打ち明けてきます。

だからといって、『君ともう一度あの頃のようなセックスがしたいんだ』と誘ってくるわけではありません。

この相談、カラダの悩みだけを打ち明けているわけではないのです。


◾️妻とのスキンシップの方法がわからない


結婚して、子供ができて、僕は父親になった。

妻は、母親になった。

役割分担が決まってしまってね…。

本当は、子供の母親でもあるけれど、僕にとっては妻であり、女でいて欲しいんだ。

だから、どう彼女と向き合っていけばいいのか、それがわからなくてね。

たまには子供を預けて、2人でデートをしたいし、2人だけの時間を過ごしたいと思っているのに、なかなかそれが叶わなくて😞

日本人が最も苦手とする『スキンシップ』


スキンシップはどうしたらいいの?
女性側の意見を聞かせて欲しい。

これが知りたくて、わたしに相談していました。

男性も女性と同じように、『心とカラダの悩み』を抱えているのです

だからこそ、コミュニケーションが大切なのだと感じました



◾️女性も、男性のココロを知り、スキンシップの方法を考えるべき


そのスキンシップの方法がどうしても『セックス』に流れてしまうことに、違和感を感じています。

銀座ホステスが、男性のココロを掴む方法の1つとして、『軽いスキンシップ』がありますが😌


そっと、手を握る、触れる

それだけでなく、前回お会いした時との変化を伝えてあげていました

それはなんでもいいんです😌

例えば…


おしゃれなネクタイですね
前回は淡い紺色のネクタイも素敵でしたが
今日のネクタイの色もスーツによく合っていますね

とか


前々から気になっていたんですけど
おしゃれな靴はどこのメーカーなんですか?
そのお店に行ってみたいのですが

なんて、話をすると、喜んでお店を紹介してくださいますし😊
さらにそのお店が行きつけのお店なら、事前にわたしが来店することを担当の方に伝えていて、こちらがビックリしたこともあります。

銀座のお客様の優しさに触れながら、男性の『心とカラダの悩み』にわたしも一緒に向き合ってきました。



◾️男性も女性と同じ『自分を認めて欲しい・愛して欲しい』


夫婦のコミュニケーション不足が続くと、男性側の気持ちの中には


家族の中に自分の居場所がない

という悩みを抱え始めます

実際、銀座のお客様の6割ぐらいがこの悩みを抱えていました


家族とどう向き合って接していけばいいのか
妻からも愛されていないと感じている

孤独なんだよね…

だから、ついここにきて君に愚痴を言ってしまうんだ

そして、自分が家族の大黒柱なのに『男として認められていない』という不安と寂しさが入り混じった会話が、わたしの心に響きました。

こんな話を他の人にしたら、『バカじゃないの?』って言われるかもしれないけれど、切実にずっと悩んでいるんだ…と


ということは、妻は夫の悩みを知らない
逆を考えれば、夫は妻の悩みを知らない

夫婦間での『心』の会話ができていないということになります



◾️フェミニンケア講座で感じた『セックスレス』の問題


これらを踏まえて考えるとすれば、妻も夫も
『女でありたい・女として認められたい』
『男でありたい・男として認められたい』

だけど、それは夫婦間で認めてもらいたいとは思っていないという現実
特に更年期世代の大半がコレです


妻は夫とのスキンシップを拒む
夫は妻とのスキンシップの方法がわからずに悩んでいる

ということは、『セックス』だけが夫婦間のコミュニケーションではないということだと思うのです

銀座ホステスのわたしに『妻の代わりにぜひ‼️』なんて言ってくるお客様はひとりもいませんでした😌

と言ったら嘘になりますがw

お客様の本心は
『妻とちゃんとコミュニケーションを図って、スキンシップがしたい』

これです

愛情を確かめたいんです😌

それは『セックス』じゃなくていいんです

SNSで見る『セックスレス』問題の大半が
『夫がわたしを求めてくれない』
『性交痛』でセックスするのが嫌

が多いのですが🤔


その前に、心のコミュニケーションをちゃんと図っていますか?

とわたしは考えるのです

心のケアができていない状態で、カラダのケアを頑張っても意味がない

フェミニンケアは、心とカラダのケアの両方を行わなければと思うのですが

どうも、心のケアはそっちのけな気がします


膣ケアを続ければ、心のケアもできる?
自分のカラダに自信がもてるから
女としての自信につながる

それが肯定感にもつながるし、心のバランスも取れるという話ですが

あくまでも『自分と向き合う』ためのケアですよね?

では、それと同時進行で『男性側の心のケア』をどうすればいいのかも一緒に考えて欲しいのです

男性はその悩みを打ち明ける人がいなくて悩んでいるのですから



◾️更年期世代は特に心とカラダの悩みを誰かに打ち明けてほしい


銀座に来るお客様の大半は『心とカラダ』の悩みを打ち明ける人がいなくて、銀座ホステスに相談しにきます

といっても、わたしのお客様の話ですけど😌

相談しやすかったんでしょうね

『君ならわかってくれると思ってね』と言っていましたから

的確なアドバイスというよりは、女性の立場だったらきっとこう考えていると思いますよ?

無理にスキンシップを図るのではなくて、何気ない会話を増やしてみてはいかがでしょう?

たまには2人でどこかに行ってみようか?って軽い気持ちで奥様を誘ってみては?

なんて話をしていたら

数日後に、奥様を連れてお店に足を運んでくださったんです😳

どうも、その奥様はお客様(ご主人)とわたしが『不倫関係』にあるんじゃないかと勘違いしていたというオチなのですが😂

でも、お店にいらしてわたしと話をしてみて、納得されていましたね


スキンシップの方法がわからなかった

お互い、どう接していけばいいのかわからなくなっていたのでしょう😌

子育てに追われ、自分たちの役割を淡々とこなしていくだけの日々の中で、お互いを尊重し、理解し、より夫婦の絆を深めていけばいいのか

セックスレスに悩む前に、まずはお互いのことをもっと知るために『コミュニケーション』を図ること

会話を増やすためにも、一緒に食事をする時間を設けること

月に1回はどこかにふたりでデートするとか


イベントごとを増やすことをオススメしたら
銀座のクラブに足を運ぶとは😂

その次はお嬢様を連れてきました😂

気がついたら、ご家族全員とお近づきになるという😳

銀座という街は『義理人情』の街

あの10年で『男性の心理』についてたくさん学ばせてもらったからこそ、フェミニンケアの考え方も、他の方とはちょっと違うのかもしれませんね😌



佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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