詩3

割れ続けていく硝子の中で
壊れ続けていく宇宙の中で
発狂する
なぜお見捨てになったのですか
映写機は相変わらず轟音で壊れつつ
俺の身体は明滅 俺の意識は眩暈じみてきて
映像が乱れ 途切れ途切れ 映像
死 耐えながら 浮遊 曖昧
死 細胞核 
構造 映像が乱れ 
メタフィジカル 細胞核 きれぎれ
断片 
不安から逃れられない!
なぜお見捨てに
震え 鼓動 停止
明滅 無 死 疑念 太陽
なぜ
きれぎれ 途切れ

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