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30.心のバロメーター

どれだけ自分を愛している(Self love)のか、サインがあります。

心のメカニズム

あなたの心が感じることが、自分を愛しているかどうかのバロメーターです。あなたの心は、平和を感じていますか、それとも不快ですか。
もし、あなたが平和、心地よさ、安心を感じているなら、自分を愛しているというサインで、反対に不快、心配、苦痛を感じているなら、自分を充分に愛していないというサインです。もっと自分を愛することが可能です。
そのレベルは、我慢できないほどの苦痛から、うっとりするほどの至福感まで、さまざまな段階があります。心の痛み、悲しみや絶望感を感じることもありますが、恐れの気持ちが肉体的にあらわれることもあります。
心身の痛みは恐れの気持ちからであり、それは愛情不足が原因なのです。

気持ちは自分次第

心のメカニズム・・それは「どんな出来事があっても平和な気分になるか、不快な気分になるかは、本人の捉え方で決まる」ということです。
出来事の内容や状況がその人の気持ちを決めているのではなく、その人自身の思考(思いこみと言ってもいいでしょう)がその人の気持ちを決定しているのです。これを充分に理解しましょう。

「ワンネス」の意味

すべての人もすべてのものも、宇宙の叡智である「神」のエッセンス(エネルギー)です。わたしたちは、身体だけではなく、頭脳だけでもありません。わたしたちひとりひとり、皆が神のエッセンスを持ち合わせている同じ存在だという「ワンネス」の気持ちはすべての人の心の中に存在しているのです。
身体を持っているために別々の存在だと思うようになり、さらに生まれてから経験する人間関係を通して、わたしたちはお互いが別々の分離している違う存在だと信じるようになりました。しかし、自分を愛する気持ちを取り戻していくにつれて、その愛は「ワンネス」の気持ちへ変化していきます。

なぜ、肉体をまとうのか

自分を愛することを全うしていない時、自分に痛みや苦痛が伴うとお伝えしてきました。これは事実であり、自分を愛することを全うしないという自由意志で自分で痛みを選んでいるといえます。
わたしたちは、痛みを感じることで、肉体が本物だと自分に言い聞かせようとしています。また、肉体のおかげで、美味しいものを食べたり、スポーツで汗を流したり、花の香りにうっとりしたり、素敵な景色を楽しんだり、とすばらしい経験ができることも事実です。
しかし、肉体を通して経験できることは全部、肉体なしでも経験できるというのです。

まぼろしの原理

それは、どんな経験も、フィーリングで感じることができるからです。フィーリングとは、つまり波動です。
肉体が活動したり、五感を使って体験している時、喜びを感じますね。
喜びは活動そのものと関連しているのではなく、心と関連しているのです。
肉体には心の状態を決めることはできません。
そう考えると、痛みもまた、まぼろしなのです。催眠術がこの原理を使って暗示をかけたりします。どんなまぼろしにも影響力があります。

エッセンスに委ねる

「ワンネス」のエッセンスは混じりけのない純粋な意識です。わたしたちが、肉体を持って生まれて体験をする前の純粋な意識です。まぼろしや思い込みには影響されないのです。痛みや苦痛を伴わない、至福感でいっぱいの状態です。この「ワンネス」の意識を通じて、なんにでもアクセスすることが可能だといいます。無限の喜びを感じることも可能なのです。
安心、平和、心地よさは、当たり前のことです。
エッセンスはいつでもこのプレゼントの準備ができているのです。
ただし、わたしたちがこのプレゼントを受け取るに値するだけ、自分を愛しているかどうか・・にかかっています。

最後に・・

わたしたちに必要なことは、自分を愛すること(Self love)・・
本当にそれだけが、まずしなければならないことのようです。

Love yourself.

次は、「過去出来事」から解放される方法をお伝えします。

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