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暗殺教室で学んだ、第二の刃

週刊少年ジャンプでかなり、自分のためになった漫画は『暗殺教室』の一択かな。久々にアニメで一期と二期を全部見たけどこの言葉が一番心に残っている。

第2の刃を持たざるものに、
暗殺者の資格なし!

優れた殺し屋は、第一撃を最も重要視するが、第二撃、第三撃に通じるコンビネーションを備えている。また、最初のプランが失敗しようとも、次の何十通りのプランを常に用意していると。

つまり、暗殺という「第1の刃」が失敗しても人生が切り開けるように、武器になるものを複数磨いておきなさい…ということ。

また、この物語では「優れた暗殺者ほど万に通ずる」といって、オールラウンダーになることの重要性も描いているんですよね。

こういうことって、教育において本当に大切なことだと思うんです。
確かに、個性を発揮し、長所を伸ばし、必殺技を鍛えて一点突破していくヒーロー物は読んでいてスカッとします。実際の教育でも、長所を伸ばす重要性が説かれがちです。日本の教育は横並び主義だからダメなんだ…なんて議論もよく耳にしますね。

愚直に学び、小さな成功体験を少しづつ経験していくこと、もちろん、自分の意見を押し通すこと、できないことで、喧嘩をすることもあります。そんな時にファーストプラン、セカンドプランなど複数の案を持っていれば心に余裕ができますよね。人は学校、会社、世の中というものの中で、常に本番と思える何かのために準備続けているのです。

私にとっての第二のヤイバはいくつもあるます。オールラウンダーよりもスペシャリストという思考的な発想をしがちでした。しかし今になって、オールラウンダーでも良いかもと思っているわけです。

ビジネスの世界でも、キャラクターを演じるという言葉をよく耳にします。その専門性や、自分自身をブランド化し他と比較することでその道のスペシャリストとしてマネタイズすることができるとか。

ですが、「優れた暗殺者ほど万に通ずる」

この言葉がかなり衝撃に思えたんです。もともと、百姓という言葉は一般の人民や農民という言葉を指しますが、百の仕事をこなす、ワークアズライフの言葉にもかかってきており、「優れた暗殺者ほど万に通ずる」にもかかってきているものだということに気がつきました。

私たち日本人はそうした言葉から、昔から何事に対しても多角的視点と様々なことを難なくこなすオールラウンダーの遺伝子を引き継いでいたのです。

義務教育というものの中で昨今、専門性を伸ばすやら、オールラウンダー的思考は近代化から脱していない、これからはスペシャリストとして、長所を伸ばすべきだ。という考え方があふれています。

確かにそれも一理あります。ありです。

ですが、私の性格上様々なことに興味関心があるので「優れた暗殺者ほど万に通ずる」ワークアズライフ的な考え方になりますね。

肩ふがきがいくつもあっていい。肩ふがきで、ブランド化するよりも『野口一馬』(本名)としてブランド化する方がかっこいいですからね。

だから、ヨウジヤマモト が好きなんだろうなー。

いろんなことをぶちまけましたが、暗殺という「第1の刃」が失敗しても人生が切り開けるように、武器になるものを複数磨いておきなさい…ということをこの作品から数多く学びました。

ありがとうございます!


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