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わが家の20年選手

うちには炊飯器がない。
毎朝、圧力鍋でごはんを炊く。
最近は土鍋がほしいなぁ、と思っているのだけれど、扱いが難しそうなのと壊してしまいそうでびびって使えなさそうなので、まだ我慢している。

フィスラーの圧力鍋はわたしが子どもの頃からずっと使っている。めちゃくちゃ頑丈で使い勝手もよく、ごはんを炊くのはもちろん、芋やトウモロコシを蒸したり、魚を骨まで柔らかく煮たり、味噌づくりのときに大豆を茹でたりと、1日たりとも欠かせないわたしの相棒だ。

ひとり暮らしを始めてすぐの数年間はこの圧力鍋なしで生活していたものの、やっぱりないと困るので、小さいのをひとつ、母に買ってもらった。(こういうのモノは『良い』と分かっているから、欲しいなぁと言うとわりとすぐに買ってもらえた。)

さらに数年後、もうひとつサイズ違いの圧力鍋を買い足して、いまはその2つを使いまわしている。さすがドイツ製だなぁと思うのは本当に頑丈で、毎日使っていてもびくともしない。サイズ違いといっても蓋は共通で使えるので、圧力のかかる蓋はひとつにして、もうひとつのは実家に送り返して実家で使ってもらっている。

公式サイトをみると、わたしが使っている型はもう販売終了してしまっているようだけど、消耗品の部品はまだ買えるのがありがたい。

数日前、圧力鍋の蓋を洗って、水を切ろうと振ったらパッキンがポロッと外れてしまった。消耗品だとわかっていても、不具合がなければ買い替えをつい先延ばしにしてしまうもの。ただ、こうなったらもう先がみえている。すぐにAmazonでポチッと。

案の定、なのか、たまたまなのか分からないが、翌朝、米を炊こうとしたら怪しげなシューシューと蒸気がもれる音…。一度フタを開けて、ちょこちょこっと調整してなんとかごはんは炊けた。

いやー、圧力鍋が使えなくて米が炊けないとわが家にとっては一大事。圧力鍋に依存しすぎも困ったものだなとあらためて。

そしたらついさっき、Amazonからお届けもの!パッキンが届きました~。

真新しいパッキン(シリコン製らしい)

これこれ。
白い!

古いのと比較。こんな真っ黒になっていたとは。

さっそく新しいのに交換しておきました。

付属の説明書によると、だいたい1〜2年で交換してね、だって。約400回くらい使ったら交換と。

この指示に従うとなると、わたしの場合、400回なんて1年あれば余裕でいってしまうよ。今回のこのパッキン、結婚してからは一度も替えたことがないから、それだけでも3年、でももっと長いこと替えてないはずだから何千回か使っているかもしれない。

この圧力鍋じたい、買うと決して安い方ではないと思うけど、本体はすでに20年は使っているから(しかもほぼ毎日)結果的にはとってもエコだと思う。エコノミー、エコロジー。

新商品も気になるけど、壊れるまではこの圧力鍋を使い続けようと思います。
こういう商品を作りだしている企業には感謝しかないのだけれど、壊れないということは新たな消費を生まないのも事実で、そこらへんは難しいところ…。


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