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読書/おすすめ本に関する記事まとめ

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わたしが読んでよかった本の紹介など。健康に関する本、外国語学習に関する本などが多め。
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#読書

『イラストと図解 脳とココロのしくみ入門』

9月も半分すぎたのに、まだまだ暑い水曜日。 午後から急に空が暗くなってきて、今にも雨が落ちてきそうな雰囲気ではあるものの、まだ降り出す気配はなし。 先日下書きに保存しておいたものがあったので、忘れないうちに出しておこうかな。 * * * 先日読んだ本。 毎月のニュースレターに「本の紹介」というコーナーを設けているのですが、悩んだ時は近所の本屋へいってリサーチします。 今月(9月)号のニュースレターで紹介した本がこちら。 ちょうど気になっていたテーマでもあったし、ちょ

『パディントン発4時50分』

久しぶりに読書の記録です。 以前から好きだったアガサ・クリスティーの小説を読み始めました。これがまた、始まりからおもしろくて、ぐいぐいと引き込まれるように読み進んでいます。(が、読むのはいつも通勤電車の移動中なので、20分弱で強制終了。まだ最後まで読み切ってはいません) 数ある中でもわりと知られたタイトルだと思うのですが、わたしはこれまで読んだことがなかったのです。 ミス・マープルシリーズの7番目。 こういうシリーズものは、順番通り読みたいと思いながらも、実際は気になっ

「完璧主義」は「完璧」であるとは限らない

今日は読んだ本の紹介です。 わりと新しい本なのでは、と思ったら2020年12月に出版されていた。しかも、Amazonを見ていたら、この本のあとにも10冊以上も新しい本があって驚いてしまった。ものすごいペースだ……。 『嫌われる勇気』で有名になった、アドラー心理学の岸見一郎氏の本です。 さて。今回『これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ』を読んで、いちばんに感じたこと。それが今日のタイトルにもした 【「完璧主義」は「完璧」であるとは限らない】ということでした。 子どもの

『病気にならない食う寝る養生: 予約の取れない漢方家が教える』

年末も差し迫り、寒さも厳しくなって 肌は乾燥するわ、足先は冷えるわで、なかなかしんどい季節になりました。 そんな時に偶然であった1冊の本。 すらすらと読みやすくて、かつ 「今日から実践しよう!」と思える内容が満載でとってもおトクな本だと感じたので、今日はこの本を紹介します。 ざっくりというと 「きちんと食べて、きちんと寝ることが、病気にならない一番の方法ですよ」 ということ。 前半で「食う」、食事について、食べものや食べかたについて解説してくれています。後半は「寝る」、睡

ポアロ、最後の事件

ずいぶんと時間がかかってしまったけど、今日ようやく読み終わった『カーテン』 なぜこんなに時間がかかったのかというと、この本を読む前にもう一冊、読むことにしたからだ。 この最後の事件は、アガサ・クリスティのポアロシリーズ、最初の事件『スタイルズ荘の怪事件』のスタイルズ荘が舞台になっているという。 だから、この最初の事件をおさらいしておこうと思ったのだった。 読むのは二度目となるこの小説、すっかり忘れていて、誰が犯人だったんだっけ?と思いながら、またドキドキして読んでいた

『ゼロ秒思考』

ひさびさに感動した。 いつだったか、このnoteでどなたかが紹介されていた本を図書館で予約して借りた。借りてすぐはほかにも読みたい本がたくさんあったので、脇においてあったのを、そろそろ読むか…と思って読み始めたところ、なかなかおもしろい。 『ゼロ秒思考』赤羽雄二(著) この本は2013年に出版されたというから、もう9年も前だ。 ひと昔前? とはとても思えない、今でもまったく問題なく役立つ本。 簡単にいえば、とにかくメモを書いて頭のトレーニングをするというもの。 A4サ

名探偵ポアロ・最後の事件『カーテン』

今週も水曜日に図書館へ。 ちょっぴりドキドキしながらカウンターで受け取った本。 前からずっと気になりながらも、もう読もうかな、もうちょっと待とうかな…と迷いながらついにポチっと貸出予約をした。 アガサ・クリスティーのポアロシリーズ、最後の事件 『カーテン』 事前になんの予備知識もないまま予約したので、真っ赤な表紙がでてきてちょっと驚いた。今までのシリーズとちょっと趣が異なる。 が、そんなことは大したことではない。 わたしがアガサ・クリスティーのポアロシリーズにはまりだ

読みたい本がたくさん。

快晴の休日。 嬉しい。 今日は朝から銀行回りをして(本当なら木曜日に行きたかったけど、明日が祝日なので)からの、図書館からの、食材買い出し。 ひさしぶりに気温も高く、予報では20℃を超えていた。暖かいを通りこして暑いくらいだった。 さて。 予約しておいた本の受け取りと、事前に調べて図書館にあったら借りようと思っていた本があったので借りてきた。 少し前に話題になっていた本。 『LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界』 数日前に、インターネットで図書館にあるかな~

『イギリスはおいしい』だけじゃない。

先日のお休みにいつもの図書館へ。 今月はイギリス月間なのか、特設コーナーはまたしてもイギリス。イギリスとアイルランド、ケルト、シャーロックホームズ、パブ……などと並んで、『イギリスはおいしい』が有名な林望先生の本があったので、借りてみた。 『ホルムヘッドの謎』 林 望(著) なにげなく読み始めたところ、冒頭はスコットランドへの旅についてのエッセイだった。湖水地方からの、寒い寒いスコットランド。31年前のイギリス滞在中に、湖水地方も、スコットランドも観光旅行したことがあるが

『簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本』

日々、広告用のチラシをつくったりHPを修正していると気になることがある。 それは、『デザイン』 専門的に学んだことはないけど、どうしてもついてまわる課題。最終的なゴールは専門家になることではなく、自分たちの仕事に生かすこと。 過去に作ったチラシを見ていると、「あちゃー」と頭を抱えてしまうくらいダサいデザインがごろごろと出てくる。あの時は、これでOKと思っていたんだ……と思うと愕然としてしまうのだが、今はもうちょっとマシなものが作れるようになったと喜ぶべきか。 この手の本に

風邪をひきたくなる本『風邪の効用』

今月は気温のアップダウンが激しい。 10月に入ってすぐ、12月なみの寒さになってコートを羽織ったと思えば、数日前はまた半袖でOKなんじゃないか、ってくらい暑かった。 気のせいか分からないけど、数日前からまた金木犀の香りがしていた。 変な気候だ。 こういうときふと思いだす本がある。 今日はその本について書いてみようと思う。 最近、ぜんぜん本を買わなくなった。 読みたい本は図書館で借りる。読んだら(読んでいなくても)返す。 一度読んだ本でも、読みたくなったらまた同じ本を借りる

ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』

図書館で何気なく手に取った本。 期待したほどではなくて、すぐに返却してしまう本も数多くあるのだけれど 今回はめちゃくちゃ「おもしろい!!」と嬉しくなったので記録しておくことにします。 何年か前に映画になったことは知っていた。 話題作だったことも知っていた。 けれども。本は読んだことがなかったし、映画はいまいちピンとこなかったのでした。 たぶん、観た、かな? その記憶すら怪しいのですが。 Amazonプライムビデオでも観られるらしいです。 けれども…2時間28分。長い!

水曜日の外国語ではなく『外国語の水曜日再入門』

ここ数日、過ごしやすい日が続いていたのだが、今日は蒸し暑くなった。 お昼ごはんを食べてから、いつもの昼寝も暑くてよく眠れない。 うとうとしながら、あー、note書かねば~、どうしよう、などと思いながら意識が朦朧としていた。 背中に張りつくTシャツがうっとうしい。 温度計をみると30.5℃。暑いわな。 昼寝はそこそこにして、読みかけの本を読むことにした。 おなじ筆者の本は、先日読んだところ。 こちらの本に紹介されていたのが『外国語の水曜日』だった。 図書館で探したとこ

『モルフェウスの領域』

Amazonプライムビデオがひと段落したので、一時中断していた読書を再開している。 『モルフェウスの領域』海堂尊(著) おなじ著者の本はすでに何冊か読んでいるのだけれど、この続編とは知らずに読み始めていた。 『ナイチンゲールの沈黙』に出てきた登場人物のひとりがメインで再登場する。 海堂尊さんの本はこうして、過去の作品に出てきたひとが年数を経てまた登場する、という設定が絶妙なバランスでちりばめられているのがとても好きだ。 そして毎回唸らされる展開。 こういう小説を書く人