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【とりあえずの笑顔だけ探してる】オレは愛の責任を取れるのか? Chapter 1

佐野元春は「朝が来るまで君をさがして」た

オレは?と振り返ると
「とりあえずの笑顔だけ探して」たと
気づいたわけだ

それは
小さい頃から
「たのむ、とりあえずでいいから」

「とりあえずでいいから笑ってくれ」と
両親に笑顔を希求していたから

とりあえず、今
笑ってくれればいいんだ

心からの笑顔でなくても
一瞬だけ気を紛らわすだけでもいい

「笑ってくれ」

それだったら道化を
よろこんでしよう

「ひょうきんな子」と言われた

それは
心から笑うなんて大人は難しいんだ
つーか、無理っぽいと感じていたから


「あきらめの中の一瞬の笑顔」

「きっとこの笑顔、長続きはしないけど」

・・・・・・・・・・

そして大人と呼ばれる年齢になり
あいかわらず
「とりあえずの笑顔だけ探して」いた

心から歓びを感じるなんて
きっと無理っぽい

だから、せめて今だけでも

・・・・・・・・・・

おとななんて

やることはたくさんあり
学ぶべきことは山盛りで

こなさなきゃいけない責任は増え
成長しなければ人として無責任で

ポジティブを演じなければ
煙たがられ

すべてを平気なフリをして
すべての困難に
立ち向かわなきゃいけない

逃げてちゃダメだよ


あー息苦しい

だから、せめて今だけでも笑ってくれ

・・・・・・・・・・

そして
ある朝を迎える




つづく、、、きっと

#素材亭
#中年思春期劇場
#子離れ世代


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