マガジンのカバー画像

【カイゴのBOSS】その男60歳。在宅介護の日誌

22
しっかりものの、「母がボケた、、、」 コントのような毎日と、悲しみと怒りが右往左往する日常
運営しているクリエイター

#還暦

母はポチなのでしょうか?

家から10分ほどのところで 仕事をしている お昼には家に帰る 母のお昼ご飯を買っていったり 買わなかったり ま、とにかく、家に帰る ・・・・ 母の好物は 「太巻き・稲荷寿司セット」 パンorサンドウィッチと稲荷寿司セットで ローテーションする 母 「こんなに食べられないから  オマエも食べろよー」 アタシ 「オレの分はあるからいいよー」 (とか言って、全部食べるだろー。  と、ココロでつぶやく) このやり取りが 壊れたレコードのように 毎回繰り返される

おこづかい

家に帰ると 息子が修学旅行に行くので 準備をしている スーツケースに 荷物を詰め込んでいる 中学生のときは、中止だったので すごく楽しみにしている そこで母は 「おこづかいをあげよう」と、言う かわいい孫のためにソレはいい!と思う が、、、 息子と妻が、ニヤついている 「な、なんだ?」と思うと、、、 「もう、さっきもらった」と言う 『もう一回、もらっちゃえば』と答える 母は、今に生きている ・・・・・ ずいぶん昔(50年前とか80年前とか)のことは よく覚

介護のBOSSの日誌

今日、お昼のお弁当を買って 家に帰る 母が 玄関横の椅子に座っている その椅子は、 週に4回。8時半ころやってくる デイサービスの送迎車を待つ椅子 週4回 えっと、、、月、水、金、日、、、 「今日は、火曜日ぢゃん、、、」 ぼくは、 とぼとぼクルマを降りる (雨に濡れた子犬の心境で) 「朝から、ここに座ってたの?」 言ってから 静かに怒りが湧いてくる 「今日は、何もないって、朝に言ったよねー!(#・∀・)」 声が大きくなる 「ずーと、外にいたの?」 母は言