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【10分間読書】Write For Your Life 18日目~ "get a foothold"と"broach"の使い方

今日はまたこちらの本に戻ります。

いつものように、解説はChatGPTにお願いしております。

今日読んだところの内容は、ざっくり言うと、

●良い書き手と話し手は、読み手や聞き手について考えることから始める
●Chicago Sun-TImesのスポーツライターが、読者に向けてアメフトの基本のルールについて解説するのは笑い話である
●しかし、もしイギリスのコラムニストがロンドンの読者に向けて、アメフトの説明をするのであれば、詳しく書かなくては分からない
●読み手や聞き手を高く見過ぎてもダメで、低く見過ぎてもダメである
●簡潔に要点をまとめようとして、専門用語を使うのは良くない
●しかし聞き手はそれらに興味がない訳ではない。理解するのに十分な足場となる背景を提示することだ

そんな感じでした。

I recall seeing an aphorism posted on the wall of a Chicago Public Radio studio; "Never overestimate how much the listeners know about specific subject, but never underestimate how intelligent they are."

Write For Your Lifeより

aphorismは「格言」とかの意味だそうですね。
シカゴ公共ラジオ局のスタジオの壁にあった格言を思い出すというところから、「リスナーが特定のテーマについてどれだけ知っているかを過大評価してはいけない、しかしその知性を過小評価してもいけない」となっています。

これは単純に、そうだなーと思いますね。
まあ、そうは言っても、それが出来たら苦労はしないんでしょうけど。
簡単にできないから、格言みたいになってスタジオに書かれてたんでしょうね。

それは置いておいて、今日気になったのはこちら。

Be mindful of broaching those topics with sufficient background that the listener can get a foothold in the conversation

Write For Your Lifeより

ChatGPT訳:
「それらのトピックを持ち出すときには、リスナーが会話に入り込めるように十分な背景を提供することに注意してください。」


この前のところで、「専門用語(techincal jargon)を使うとリスナーが聞く耳を持たなくなるが、かと言ってリスナーがそのトピックに関心がないということではない」という文脈があります。

それを受けて、「ちょっと専門的な内容について話すときは、相手がすんなり理解できるように取っ掛かりを作っておきましょうね」っていう感じですかね。

"get a hoothold"は、文字通り「足場を作る」みたいなことだと思いますが、一応聞いてみました。

ChatGPT:
「Get a foothold」は一般的な表現で、「足がかりを得る」「地歩を固める」といった意味で使われます。これは、何か新しいことや困難な状況で初期段階の基盤を築いたり、最初のステップを成功させたりすることを指します。これにより、次のステップへと進むことが可能になります。

例文での使い方:ビジネスの文脈で:
「The company struggled to get a foothold in the international market.」(その企業は国際市場で足がかりを得るのに苦労した。)
新しいスキルを学ぶ文脈で:
「Once she got a foothold in programming, she quickly advanced to more complex projects.」(彼女がプログラミングの足がかりを得たら、すぐにより複雑なプロジェクトに進んだ。)


このように「get a foothold」は、最初の突破口を開いて、そこからさらに進展するための出発点を示す表現です。

これはけっこう出番が多そうな表現ですね。
かゆいところに手が届く感じの、知ってると使いやすい便利表現な感じがします。

あと微妙なのが"broaching"です。なんだか分かるようで、ピンと来ない。
という訳で聞いてみました。

ChatGPT:
「Broaching」という言葉は、何か新しい話題や問題、特に少し難しいまたは敏感なものを会話で初めて持ち出す行為を指します。この言葉はしばしば、特定の問題を議論の場に出す、あるいはそれについて話し始める際に使われます。この行為は、通常、慎重さや適切なタイミングが求められるため、どのようにして話題を切り出すかが重要です。

「Broaching」の使い方の例:敏感な話題を切り出す場合:
「He broached the subject of salary increases very carefully during the meeting.」(彼は会議で給料アップの話題を非常に慎重に持ち出した。)
新しいアイデアや提案を提示する場合:
「She broached the idea of working remotely to her boss.」(彼女は上司にリモートワークのアイデアを提案した。)
問題や懸念事項を話し合いたいとき:
「It’s important to broach any issues early in the project to avoid bigger problems later.」(プロジェクトの初期段階で問題を持ち出すことが、後で大きな問題を避けるために重要です。)

注意点:
「Broaching」を使う際には、話題の性質とリスナーの感受性を考慮することが重要です。敏感な話題や問題を不適切に持ち出すと、不快感や抵抗感を引き起こす可能性があります。そのため、どのように話題を切り出すか、またそのタイミングや方法が大きな影響を与えるため、配慮が必要です。

なるほど…。

ありますよね。
「相手が知ってるのか知らないのか分からない話題で、知ってるのにわざわざ説明したら馬鹿にされた感じになるし、かといって知らないのに話しても困っちゃうだろうし、配慮しながら説明しないとな~」みたいなシチュエーションとか。

人によって反応が分かれるセンシティブな話題のときとか。
「私は気にしないんですけど、気にする人もいるから配慮しないと…」っていう話題。政治のこととか、社会的な問題についてとか。

そういう時ですね!

そうは言っても、これ自体が直接、自分と相手との会話の中で使える感じではなくて、状況の描写とか、「こういう配慮が必要じゃない?」っていうことを、その配慮する相手当人ではなくて、誰かに提案するときって感じでしょうか。

クライエントの対応について、チームで相談するときとか。
「あれに気を付けて話さないといけないよね」みたいな?

ちょっとこれも聞いてみました。

ChatGPT:
「Broaching」は新しい、または難しい話題を持ち出すときに使われる言葉で、以下はその具体的な使用例です。

仕事の場面で:
「She carefully broached the subject of reorganizing the team with her manager.」(彼女はチームの再編成について、マネージャーに慎重に話を持ちかけた。)
家庭の場面で:
「He hesitated before broaching the topic of moving to a new city with his family.」(彼は家族に新しい都市に引っ越す話題を持ち出す前にためらった。)
友人同士の会話で:
「I wasn't sure how to broach the sensitive topic of her recent breakup.」(彼女の最近の別れについて触れるのは難しい話題だと思っていた。)
社会的な問題について:
「The community leader broached the issue of climate change and its impact on local businesses.」(地域のリーダーは気候変動とその地元企業への影響に関する問題を持ち出した。)

どの例でも「broaching」は、新しい、難しい、またはデリケートな話題について慎重に話し始めるというニュアンスがあります。

こうやって見ると、やっぱり直接相手に使う言葉じゃなくて、第三者と何か相談するとか、状況を説明するときって感じですね。

こういう心理的なことを含んだ説明ってめちゃくちゃよく使うし大事なことなので、これはけっこう使いそうです。

今日も勉強になりました。

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