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【10分間読書】Write For Your Life 22日目~「仮説」のバリエーションと比喩表現~

すっかりお久しぶりになってしまいましたが、今日はこちらの続きです。

いつものように、ChatGPTをお供に読んでいきます。

前回までのところでは、「同じ文章でも、伝えたい相手それぞれによって、伝え方を考えましょう」というような内容でした。
それで、著者が2002年にシカゴの市民団体で、地域改善に向けての運動として、専門家が作成した難しい400字のレポートを、要点をまとめて簡単にする仕事をすることになった、というところでした。


I wrote a thirty-six-page reports summarizing the technical work in a way that was accessible for lay readers.

Write For Your Life より

ChatGPT訳:
私は専門知識のない一般の読者にも理解できるように、技術的な作業をまとめた36ページのレポートを書きました。

400ページを36ページにまとめるのは大変そうですね。
さて、"lay readers"が「一般読者」になるんですね。

と、いうことは、"lay audience”とか"lay watchers"とも言えるってことでしょうか?

Chat GPT:
はい、「lay audience」や「lay watchers」も使うことができます。Lay audience:一般の聴衆や観客を指し、専門知識を持たない人々が対象です。たとえば、専門的な話題を一般向けにプレゼンテーションする際に使われます。
Lay watchers:一般の視聴者を指し、特にテレビ番組やビデオコンテンツを視聴する人々のことです。

どちらの表現も「lay readers」と同様に、専門知識を持たない一般の人々を意味します。

あ、やっぱりそう言えるっぽいですね。ふむ。
続けます。

Meanwhile, we kept the original Report since there were some people, such as the engineering staff at the Illinois Department of transportation, who are interested in seeing all the data: the models, the assumptions, the various scenarios.

Write For Your Lifeより

ChatGPT訳:
その間、元のレポートは保持していました。なぜなら、イリノイ州交通局の技術スタッフなど、モデルや仮定、さまざまなシナリオを含むすべてのデータを見たいと思う人々がいたからです。

"assumption"は、他にも類義語いろいろありますよね。
ここの使い分けはチェックしておきたいところです。

ChatGPT:
「Assumption」(仮定、前提)の類義語にはいくつかありますが、それぞれの微妙なニュアンスや用法が異なります。以下に、対比しながらいくつかの類義語を紹介します。

1.Presumption(推定)
Assumption: 仮定や前提として取り扱われるが、必ずしも証拠があるわけではない。
例: "The plan is based on the assumption that costs will remain constant."
Presumption: 証拠や経験に基づいているが、確実ではない推定。
例: "There is a presumption of innocence until proven guilty."

2.Hypothesis(仮説)
Assumption: 検証を必要としない前提や仮定。
例: "We work under the assumption that the system is reliable."
Hypothesis: 科学的な検証を必要とする仮説。
例: "Our hypothesis is that increasing the temperature will speed up the reaction."

3.Supposition(推測)
Assumption: 証拠なしに受け入れられる前提。
例: "The project proceeds on the assumption that funding will be available."
Supposition: 何らかの証拠や理由に基づいているが、確証がない推測。
例: "There is a supposition that he will resign soon."

4.Inference(推論)
Assumption: 証拠や論理に基づかずに受け入れる前提。
例: "We made an assumption that the weather would be clear."
Inference: 証拠や論理に基づいて導き出された結論。
例: "From the data, we can make an inference that sales will increase."


これらの類義語は、文脈や具体的な使用状況によって適切に使い分ける必要があります。

つまり、どの場合でも"assumption"を使う時は、「事実や論理に基づくものがあるわけではない」ということ、でしょうか?

一般的な話をする場合は基本的に"assumption"で良さそうです。
もっと具体的に、根拠があた上で、という文脈だったら、逆に"assumption"を使うと、「根拠はないの?」って突っ込まれる可能性があるっていう感じなんでしょうか?「でも仮説でしょ?」みたいな?
難しい。

はい、続きの文章です。

These people would want to “look under the hood” at the models; we ought to offer them everything we had.

Write For Your Lifeより

ChatGPT訳:
これらの人々はモデルを「詳細に調べる」ことを望むでしょう。私たちは彼らにすべての情報を提供すべきです。

"look under the hood"は慣用表現でしょうか。

ChatGPT:
はい、「look under the hood」は慣用表現です。このフレーズは元々自動車のエンジンや内部構造を調べることを意味していましたが、比喩的に使われることが多くなっています。現在では、何かの詳細や内部構造を調べる、深く理解するという意味で使われます。例えば、ソフトウェアやシステムの動作を詳しく解析する場合にも使われます。

この表現は、何かの仕組みや詳細な部分を理解しようとする意図を示すために広く使われています。

なるほどですね。
日本語でもそういう慣用表現ありそうですけど、すぐに思いつきません。

比喩表現を使うって、だいたい何かしらの意図があると思うんですけど、そのあたりはどうでしょうか?

ChatGPT:
「look under the hood」を使う理由としては、以下の点が挙げられます。

親しみやすさと共感:
この表現は、自動車のボンネットを開けてエンジンを調べるという具体的なイメージがあり、一般の人々にもわかりやすく、親しみやすいです。
比喩的に使うことで、専門的な内容を一般の人々にも理解しやすくする効果があります。
ビジュアルな効果:
「look under the hood」は視覚的なイメージを喚起するため、聞き手や読み手に強い印象を与えることができます。具体的な行動を描写することで、話の内容が頭に残りやすくなります。
カジュアルなニュアンス:
この表現は、フォーマルすぎないカジュアルなトーンを持っているため、会話や非公式な文脈で使いやすいです。聞き手との距離感を縮め、リラックスした雰囲気を作り出します。
多用途性:
「look under the hood」は様々な分野で使える汎用的な表現です。技術的な文脈だけでなく、ビジネスや教育、製品評価など、多くの状況で使用できます。これにより、異なる背景を持つ人々に対しても一貫したメッセージを伝えることができます。
暗示する深さ:
この表現は、表面的な理解ではなく、深く掘り下げて理解することを暗示します。そのため、単に「調べる」というよりも、より詳細で徹底的な分析を行うという意味合いが強調されます。

これらの理由から、「look under the hood」は具体的かつ効果的な慣用表現として、多くの場面で使われます。

なんだか使い勝手が良さそうですね。
程よくカジュアルで、対象が包括的で、「しっかり掘り下げて調べる」という意図まで伝えられる表現ということですね。


久しぶりに読むと、やっぱり面白いですね。
英語って本当に深い。まさに沼です。

それではまた今度!

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