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(死ぬまでに) 本当にしたいことをした結果・・・こうなった!【出版のご報告】

「生」のリミットを考えると、本当にしたかったことが具体的に見えてきますよね。

今だからこそ笑っちゃうのですが、わたしは数年前、「死ぬまで」のタイムリミットを自ら縮めるつもりで、本当にやりたいことを無視して生きていました(暗い話ですいません)。

自分の本音から離れ、それはそれは深く、底に潜り、

潜って潜って、潜って。

生半可に潜っていたのをやめて、さらに深く。
もう、おしまいにしようと思ったんです。ぜーんぶ。

でも、底って限界があるみたいです。

深く深く潜った先の、どん底にたどり着いた時、「もう、いいや」という、諦めという名の光を見ました。


自分が本当に、心からしたいことをしよう! そうして生還した所存


がぁ~


実は、まだ、単刀直入に言っていなかったことがあります。

世界中を旅して、したかったこと、食べてみたかったもの、できる限りのことをして、秘かに抱いていた、大きな願い。

それは、




心も身体も溶け合うようなセックスがしてみたい!!!(切実)



わははー!!

自分で書いてて、恥ずかしくて笑っちゃうんですけど、結局コレだったんです。心が、身体が、絶叫のような雄たけびを、色々な方法で上げていた原因は、結局、これでした。

だって、わたし、経験はあれど、そんな風になったこと、一度もなかったんです!(元彼の皆さん、アレは全部、演技です。ごめんよー)

心と身体が溶けあうって、どういう状態で起こることなの?
そもそも、どうやってそんな相手と出会えて、どうやったら、そんな経験が、できるのでしょうか?


そこからが、わたしの本当の冒険の、人生の始まりでした。

心と身体が溶け合うセックスがしたい!

そんな欲望を秘かに持ちつつ、人生をもう一度生き直したわたし。

しかし、その後お付き合いした男性は、ポルノにしか反応しない殿方でした。チーン


おいおい!
わたしは、心と身体が溶けあうようなセックスがしてぇんだよ!!!


と、まではさすがに本人には言いませんでしたが、散々「誰かのために」生きてきたわたしです。

依存するのもされるのも、コリゴリ、だっ!!!


同じ過ちはしないためにも、その男性とは早々にお別れしたのですが、ポルノ依存症の男性を引き寄せたのは、紛れもない自分です。

せっかくなので(?)、AV、ポルノだけでなく、依存症や心理学、カウンセリングなどの勉強を深めていきました。


するとどうでしょう。


出てくる出てくる。自分の問題が。

元々、ジャーナリストに憧れていたわたし。

「こんな世界、オカシイだろ!」という怒りの元、文章を書いていた気がします。


清く、正しく、美しいものを追求するあまり、少しでもそれに反している汚いもの、ずるいモノ、嘘、不平等を罰し、嫌っていました。


笑顔の裏で、社会に、政治に、教育に、国に、親に、友人に、恋人に、誰かに、いつも怒っていたのです。


重要なのは「正解」、「正義」、「常識」、「美しさ」。

それを無視して堂々と生きる人間が、そして自分自身を、どうしても許せなかった。

こんな世界を変えたい! = こんな自分を変えたい!

という方程式にも気付かず、人のせいにして生きてきた、わたしです。

でも、まさか、その発想そのものが自分を苦しめ、他人も苦しめ、心と身体が溶けあうセックスをも遠ざけていたなんて!!! 


想像もしていませんでした。

自分の嫌な部分、醜い部分、見たくなかったこと。


「フィーリングッドエバー!」は、そんな発見と驚きの連続と共に、四年の執筆期間を経て書き上げた作品です。

雨の日も、雪の日も、風の日も、誰に頼まれたわけでもないのに(笑)。
本棚は(真面目な)エロ本で埋め尽くされ、アマゾンのおススメ商品に

「バイアグラ」


を表示される始末。


「やったった!!!」


書き上げた時の達成感は、凄まじいものでした。

今度こそ、やってやった。
わたしはやったぞ! わー!!!

この小説を書き上げる以前にも、新人賞に何度も挑戦しては敗北してきたわたし。
自分のために書いたとはいえ、今回は「イケる!」という実感が強かったのですが、狙っていた新人賞の佳作にも入りませんでした。

それでも諦めきれず、出版社や編集者さんを周り、どうにかして作品を世に出そうとしたのですが、性やAV、ポルノをテーマにした小説は「官能小説」として扱われ、苦笑いされて終わりました。


わたしは、もちろんAVやエロを否定していません。

ただ、「セックス」と検索すると、消費される性の情報ばかり。

それが悔しいのです。

わたしは、それらをセックスと捉え、苦しんで生きていた当時の自分にどうしても伝えたいことがあります。


あなたが求めている「心と身体が溶けあうセックス」は、「自分を愛する」ことでしか見つからないよ。

でも、そんな綺麗な言葉だけじゃ、きっと当時のわたしには伝わらないはず。

考えた末、ホームページを立ち上げ、射精目的じゃない性について、なるべく品よく、楽しく情報発信を始めました。


しかし、ここでわたしは現実に直面します。

内容問わず、性的な単語を使用しただけでアマ〇ンさんから、グー〇ル先生、ネット社会からも無視、というか「規制」が入るのです。

もちろん、公には不向きなトピックである、ということは理解していましたが、性の話をしただけでエロい女、もしくは変人扱い(注:間違ってはいない)されてしまうことに、びっくりしました。

なんせ、普通に生きてきたつもりだったので・・・。


閲覧数も壊滅的。

なにか私のHPに間違いでもあるのかと、試しにスターバックスコーヒーに関する記事を書いたところ、通常閲覧数の2000倍を一日で超えました。


比較する対象が違うのはわかっています。でも、その日は相当凹みました。 

あるものを、ただ、「ある」と言うことは、湾曲して、不自然なカタチで刺激を煽ることよりも難しいことだった。

わたしがしようとしていることは、ここまで世間的にタブーなことだったなんて、こんな不自然な規制だらけの世界で産まれ、生きてきたなんて、なぁんにも知りませんでした。


でも、そのお陰で、わたしは自分の生きてきた世界と、自分がしたかったことがハッキリ見えた気がします。


しかし、です。


知人は、階段の下でモデルのようなポーズを取った写真をSNSにアップし、好きなことをして、沢山の人から「イイね」を獲得していました。


また別の知人は、嘘か本当か、「プリンセス愛が教える♡ 愛されてお金持ちになる方法」みたいなタイトルの文章を高額な値段で売っていました。


おいおいおい!!!


その瞬間、わたしのジューシーな承認欲求、その他諸々が溢れました。


わたしだって自分の言いたいこと、やりたいこと、自由に表現して、発表して、誰かから、自分から、認められたいもん!!!

そこで始めたnoteでの発信。

散々色々なところで無視され続けたわたしを、noteの皆さんは優しく受け入れて下さいました。

世界は、わたしが思っていたよりもずっと優しいことを痛感しています。ありがとうございます。


評価されるとは、読まれないと、認知されないと、なにも始まりませんし、
プラスも、マイナスの面も、もちろん生じます。

わたしの文章を読み、怒る人も、不快な思いをする人、時間やお金の無駄だと感じる人、傷付く人も、もちろんいますよね。

もしも、そう感じさせたのであれば、申し訳ありません。

でも、わたしは、死ぬまでにやりたいことをして、自分の人生を後悔なく最後まで生きたいです。


あなたが、どんな感想を持とうと、わたしは責任を持たない。という責任と覚悟はできました。

常識や正解がすべてだった女性が、性についてバッキバキになって、ぜんぶ手放して書いた小説です。


興味があったら、読んで欲ちい♡



あぁ。
やっと、やっと言えました。
これが言いたくて、この記事を書くのに、どれほどの月日が掛かったのでしょう。うぅ。セルフプロデュース力ぅぅ・・・。


さて、わたしの「死ぬまでにしたいことリスト」ですが

このリストに従い行動していたら、いつの間にか出版する流れになっていた小説が「フィーリングッドエバー! お相手はポルノ依存症」です。(note連載時タイトルは「ポルノ依存症奮闘記」です)

段取りを色々考えてきたはずなのに、ぜんぜん予定通りにいきませんでしたが、noteで繋がらせて頂いた皆さまのおかげで、とりあえず、出版まで漕ぎつけました!(皆さんに良いことがありますように、お棒状のモノに末広がりの八を付けて、1188円でkindleにて発売中。Kindle unlimitedの方は無料で読めます)


小説は縦書きなので、noteで記載している横書きの雰囲気とは異なるかと思いますが、ご自由に読んで頂けたら光栄です。


書いて、行動すれば、いつの間にか色々叶っちゃう「したいことリスト」。

書くだけタダ!

大好きな入浴剤を入れてお風呂に入る。

好きなだけ寝たい。

スタバの新商品を買う


大それたことじゃなくても、なんでもOK!

みなさんの今、したいことは、なんでしょうか?

もし宜しければシェアして頂けると嬉しいです(^^)(もちろん、自分だけの秘密にするのも、アリですよね♡)


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▼タイトル
Feeling good ever! お相手はポルノ依存症
▼価格
電子版1188円。Kindle unlimited無料
▼レビューについて
Amazonの「カスタマーレビューを書く」からレビューを書くことができます。もし読んで頂き、なにか感じて頂きましたら、コメント、もしくはアマゾン内でレビューを頂けると大変嬉しいです。

▼Kindle販売リンク


第一話はこちら↓



「性、ジェンダーを通して自分を知る。世界を知る」をテーマに発信しています^^ 明るく、楽しく健康的に。 わたし達の性を語ろう〜✨