見出し画像

長男の受験が教えてくれる家族が見ている世界

2022年10月27日のメルマガ

わが家の長男は中学3年生
受験生真っ最中です。
(その雰囲気は感じませんがそのはずです)


年内に受験校を決めるタイミングに来ていて

去年から個別指導の塾へ通い
毎月模擬テストを受け

来月には内申に関わる期末テストが控えています。



「どの高校へ行くか」で

これからの子どもの人生が枝分かれするようで
親にとっても気になる問題です。


学力が高いところ、とか
本人に合ったところ、とか
学校の雰囲気が良い、とか
次の進路につながる、とか


子どもにとって
「少しでも良い場所へ」
「そのために必要なことがあれば」

とサポートしたいと思うわけですが


当の本人の姿と
理想の姿が違う場合

親の焦りや不安が
ブワーっっと出てきて

大げんかに発展したりします(笑)




でも心の仕組みを学んだことで
気づいたことがあって。


鏡の法則やプロジェクターの法則、と言われる

「同じものを見ていても
見る人の過去の経験や価値観によって
捉え方が違う」


これがまさにそうだなー、と
長男の受験で如実に実感しています。




・私の場合
親の意向を受け入れて商業高校へ進学→就職
自分は大学進学を選べなかった、という過去がある

ので、長男に対して
「あなたは自分が望めば選べるのに、どうして頑張らないの」
という思いがあります。


「可能な中で1番良いものを選ぶ」
「そのために最善を尽くす」「努力する」

それを当たり前のことだと思っていたけど

これは私の過去の経験
バックグラウンドをもとにできている

「私だけの考え」
だということにハッと気づいて!




じゃぁ隣の人は何を考えてるの?と気になって

長男の受験に超ヤキモキしている(笑)
夫に聞いてみたところ、




・夫の場合
自営の実家を見て自分はサラリーマンになりたい、と思い
高校・大学と受験勉強に取り組み
超就職氷河期を経験し就職
「安定が幸せ」を信条に実行して生きている人

なので、長男にも
「安定して暮らしていける仕事についてほしい」
それにつながる進学先を望んでいる


ということがわかりました!

夫婦でも全然思っていることが違ったんです。

近い関係だけに
改めて発見できた違いに
地味だけど大きな衝撃を受けた出来事でした。



そして本人は
「高校には行きたいと思ってる」
「大学にも行きたいとは思ってる」

まだ言葉にはならない思いが
たくさん心の中にあるんだろうと思いますが

私たちの時とは違う
今の時代で
長男は全く違う世界を見ているんだろうなと
想像するようになりました。



(やる気は”気”だから目には見えない。

大人にとって都合の良いタイミングで
やる気のある”姿”が見えなくても
本人の中にやる気がない、とは決められない。

というやる気のゼロポイントを
唇噛んで反芻しながら笑)




大切だから心配もするし、
ケンカもするけど

子どもを自分が安心するための道具にだけは
しないように
心に決めて


どこにいても、何を選んでも
子どもは自分の世界を見て生きていくから

大丈夫、って信頼して

私は生きていきたいなと思うきっかけになっています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?