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お弁当の中身

長男が高校生になり、毎日のお弁当作りが始まっています。

久しぶりのお弁当作り
自分への負荷は必至…


自分への負荷
 ↓
自分のイライラ
 ↓
家族への公害


この流れを自分でわかっていることが主婦歴の賜物!


家族の平和のため
 ↓
自分の平穏のため
 ↓
私の機嫌を取る


敏腕コンシェルジュのように
「ご要望は?」「何かご心配なことはありますか?」
と自分に聞く

私の大切な仕事です^^



まずスタートアップとして、

夕食と朝の炊飯器ルーティーンの不安から
お弁当専用に1.5合の小さな炊飯器を導入

おかず何入れたらいいかわからない!と泣きそうにならないよう
スーパーで長男に好きな冷凍食品を選んでもらいました。



あとはお昼のたびに「チッ」と思われていたら嫌なんだよな、と思い

「お母さんわからないから、
ご飯の量が多かった、とか少なかった、とか
このおかずは嫌だ、とかあったら聞かせてくれると嬉しい」

とお願いしました。



そうしたらなんと

・唐揚げはご飯の保温器の中に入れてほしい
(なるほど!絶対に思いつかなかった)

・チャーハンは箸では食べれない
(えっ、そうか。幼稚園の時は3点セットでスプーンが付いてたから大丈夫だったんだ)
(親よ、、とTwitterで嘆かれたw)

・ウェットティッシュを一緒に入れてくれるとくそありがたい
 水道に手を洗いに行くの面倒だから
(えっ、あなた食べる前に手を洗う習慣あるんだ!)

自分では思いつかなかったフィードバックが盛り沢山で



私ってやっぱり抜けてるなぁと笑えたり

くそありがたい、というフレーズにツボったり

やっぱり聞いて話してみないとわからないことばかりだなと思いました。



そんなやりとりも面白くて
最近はSNSのストーリーズにお弁当作りの様子もアップしています。



そして今朝も
レタスとプチトマトときゅうりを詰めながら

ふと

あ、私 
野菜を入れると自分が「いいお母さん」だと思えて安心するんだ、と気づきました。

そして昨日は入れる野菜がなくてなんとなく不安だったことも。


「野菜、彩り
栄養バランス良く、健康に」


うちの母は私が小さい頃から持病があったので
家族が健康でいられることへの思いが大きい私

家族の健康を守る、食の責任を担っている自分


お弁当を作るたび、食事を作るたび、買い物に行くたびに

それができる
「いいお母さん像」と「そうでないお母さん像」

今の自分がどちらなのか、無意識に自分を評価していたことに気づきました。




目の前のお弁当や食事に

母のそんな目に見えない自己評価や承認欲求が載っているなんて

家族は想像もしていないだろうな、と思ったらまた笑えました。



そんな自分を笑いながら

今日も夕食を作って、明日もお弁当を作って、買い物に行こうと思います。



本当は、こうしてとりとめのない話をしながら
今日も一緒に暮らしていきたいだけだから。


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