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5年生存率30%の男 〜肺癌宣告から〜

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気楽に受診した人間ドック… その結果、タバコも吸わないのに肺癌宣告となり、そのドタバタ含め、自分の感情や思いのままに記録しています。
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2023年1月の記事一覧

術後の経過

右肺上葉切除の手術後に色々考えたり試したりしたことを記録としてとどめておこうと思います。 万が一、不幸にもわたしと同じような境遇に陥った人が、あたふたしないように比較検討できるものであればという思いです。 5年前のCT検査では、何ら異常なかったので、そこから現在までで生活上の何か違いがあれば、それを探ろうと考えてみました。 まずは、肺癌に関係すると自分で勝手に解釈している空気関係から3つほど… エスプレッソのポッド一つは朝一番にエスプレッソコーヒーを飲む習慣が20年以上前

神はまた新たな試練を与え給うた…耐えられるか自分…

昨年後半は、軽い気持ちの人間ドック受診がきっかけで、肺がん判明により右上葉切除手術までに至り、それでも生きる希望を持って、昨年内に職場復帰を果たせた… 今年はその希望を胸に、やっと転職先での実力発揮を願ってた… でも、神様がいると仮定すると、何故こんなにも試練ばかり与え続けるのだろうか… 昨年判明したこと…人間、未来が無いと感じると、最後は何かを頼って祈るものなんですね… 昨年の手術ならびにその後においても、わたしの場合は、これまで漠然としていましたが、最後に祈るのは

思いっきり熱中したいのに…

昨日は、カイロを右背中上方、背中側傷口、脇の3箇所に貼っていたので、日中は暖かく過ごせました。 でもやっぱり、20時を超えると、痛み止めが効かなくなって、痛重さが倍増… 同時にシャツに貼っているカイロも冷めてしまうからかも… 帰りにスーパーで買い物をして、タクシー待ちの時間が辛かった… リンパ節転移右肺上葉から気管支側につながるリンパ節も切除され、そこからがん細胞の浸潤が確認されたわけですが、その報告を聞くと、なぜか既に切除されているその部分(気管支側)が痛く感じてしま

5年生存率30%に賭けて生きる

最近のNOTE投稿が、わたしの肺癌話ばかりになり、書いている自分も多少うんざりしつつあるのですが、対人的には普段同様にしているけど、こころの中は同様ではなく動揺してるんですよね~、ど~よ~♪ 動揺の根源わたしが潔く右肺上葉の切除手術に挑んだのも、その他の疑いのある2か所(右肺下葉すりガラス結節影と右肺下葉すりガラス結節影)があるものの、それでもステージは「1A」相当で、5年生存率は80%なので、高い確率で少なくとも5年生存は達成できるという目論見があったから… でも、切

もしや「シン・Federico2」への覚醒か! うん、「シンでもいい!?」 〜死んでもいいという不思議な感覚〜

もう、5年生存率30%の男として生きれるまで生きていこう… 最近死ぬことすら怖くなくなってきた自分がいるんですよね~♪ 肺を切ったら、覚悟ができすぎてしまったのかな… それとも悟ったのかな… もう涙すら出てこない… なんだろう、この変わりようは… 自分の意識とこころが身体から離れようとしているような俯瞰した感覚は… まるで他人事のように自分を達観してみている感じは… もう自分の生死に怯えることは、その直前まで無いかもしれない… 良く言えば、普通の人と変わらないよ

肺癌手術(右肺上葉切除)から一月を経て

満員電車にも乗れるようになりました術後、職場復帰を果たしたものの、やっぱり右肺手術後を気にして、ビジネスバックを右肩に引っ掛けるのもできず、右手をつり革に掛けるのも勇気が必要でした… でも一ヶ月を経て、ビジネスバックを右肩に掛けても平気になりました。少しづつ改善が見られ、今は右手をつり革に掛けても、怖さはなくなるほどになりました。 外見上は全く健常者と変わらないくらいになれたのは、回復として早いのかも… 周期ズレ当初は恐る恐る呼吸をしていましたが、今は、十分な呼吸も可能

不運は続くよ、どこまでも… 肺それま~で~よ~…の巻

またまた病院に1月5日に術後の診察に行って、リンパ節への転移に落ち込みながらも、何とか気持ちを持ちなおし、そしてまた1月27日に化学療法(抗がん剤治療)の今後の医療方針を聞いてきました。 抗がん剤治療って、テレビドラマの観過ぎかも知れないけど、やっぱり脱毛は気になるところ… とりあえず医療用の帽子は購入したけれど、ハゲないことを祈るのみ… 手術後の肺のリンパ節への転移は、呼吸器外科の先生から1月5日の診察で話がありましたが、その詳細を今回聞くことができました。 切除し