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5年生存率30%の男 〜肺癌宣告から〜

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気楽に受診した人間ドック… その結果、タバコも吸わないのに肺癌宣告となり、そのドタバタ含め、自分の感情や思いのままに記録しています。
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2022年12月の記事一覧

だんだん緊張感が…

12月8日に入院前の血液検査、X線単純撮影、造影剤ありのCT検査、それから診療室での手術の方法の説明やその他合併症等についての説明など諸々の説明がありました… 以前から、血液検査は混んでいるという情報があって、病院の予約票には時間指定されていないのですが、とりあえず13時目処に行ってみると、待合室はほぼ埋まってました… それでも以外に円滑に自分の番に廻ってきました… 【採血】わたしは小さい頃にひき逃げにあって、幼稚園の2年保育のうち1年間を入院していたので、それ以来、本

ここのところ…

ここ2ヶ月以上、何となく頭が重く、丁度風邪などを悪化させて熱がでる一歩手前のような妙な体調が長期に続いているんですよね~♪ それでも熱があれば納得するんですが、体温計でいくら測っても平熱のままなんですよね~♪ 物事簡単に頭で覚えておいて、後でそれを思い出してやるってことがあるけれど、その記憶が吹っ飛ぶというか、単に物忘れが年相応に悪くなっているだけなのか、そうでないのか妙に気になる… ここ最近、適切な言葉が浮かばないってことも… 若年性アルツハイマーってのも世間ではある

何処に向かって行くのだろう…

さて、人生何処に行くか、何処にたどり着くかわからないけど、きっと良いことがあると思わないとその一歩がなかなか進まないね… それでもあえて進もう、生きている限り… じゃあ行ってきまーす♪ 命尽きても… 本当にわたしはある人に出会えて本当に良かった。 そして本当にありがとう… 手術は、良いも悪いも、確率が高いも低いも、起こるべき時には起こるもの… 新しい日々は、いつも最終日と思うことにした… 人生に「もし…」があったら、僕は間違いなく1996年11月10日の東京お台場の景色

なんとか退院できましたー♪

おはようございます。 昨日退院し、シャワーで髪を洗うこともでき、さっぱりすることができました。 またイビキを気にすることなく、静かに睡眠をとることもできました。 相変わらず3時間寝ては起きの繰り返しですが、久しぶりに寝れた感覚をもちました。 昨夜のうちに、実家と現職場には、退院のご挨拶メールを送ることもできました。 実際にこうして退院できても、なかなか難しいこともありますね。 一応、現状では以下のような感じです。 ① 術後は微熱が続きましたが、今朝は36.8度

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その1 ~ことの発端~

気楽な気分が2022年12月、世の中は年末のクリスマスに近くなり、帰省や旅行、はたまた年末年始の予定まで、色々な話題にあふれる時になってきています… わたしは10月31日に早期定年退職、11月1日の任期付転職を前にして、9月末の26日に、本当に気楽な気分で心身ともにリセットすべく人間ドックを5年ぶりに受診しました。ところが1泊2日の人間ドックコースの1日目の終わりに、特にコースメニューには入っていなかったのですが、先生から検診として伝えたいことがあるとのことで、そこで自分の

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その2 ~いよいよ入院へ~

今まで死ぬときに後悔しないような生き方をしてきたつもりだけど、今、死と直面すると、やっぱり後悔してしまう… まだまだやるべきことをやっていなかったと思う… もし、もう少し生きられるなら、もっとやるべきことをやっておかないと… そう思う、手術入院前日… 最後の晩餐は、柿3つ… 大変おいしくいただきました。 いよいよ入院そして12月12日から17日まで、肺癌の判断が下った右上葉の切除のための手術入院になりました。 とはいえ、すんなり切除を決断できるほど、わたしの心は強くない。

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その3 ~入院から手術前まで~

入院初日とうとう病院に着いてしまった。1階の総合サポートセンターに立ち寄り、本日入院を告げると、8階の西側ナースステーションに行くように指示を受け、エレベーターで8階へ… 部屋は8階832④でした。832という部屋にベッドが6台、①が左奥窓側、④が右奥窓側、②が左中央、⑤が右中央、③が左手前廊下側、⑥が右手前廊下側なので、わたしは④の右奥窓側のベッドでした。ちなみにCTガイド下肺生検時は835⑥でした。 呼吸器内科や呼吸器外科関係で入院すると8階になるのかも知れません。

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その4 ~手術とICU1泊~

いよいよ手術病棟の看護師さんに連れられて、8階の病室から3階の集中治療室へ… 何と、ドアの開閉は手を使わずに、壁のくぼんだ所に足のつま先を差し出すと開くシステムなんですね~♪ ここで病棟の看護婦さんから手術室の看護婦さんにバトンタッチ… 手術室に入ると、Y先生、T先生他、多くの手術スタッフの皆さんがおられ、中央に手術台とカメラ映像が見れるモニターなどがありました。 早速、手術台に上がり、浴衣形式のパジャマを脱がされ、パンツ1枚にタオルをかけられた状態… そして、最初は、

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その5 ~手術後の病室にて~

身体とつながるもの午前11時頃には何とか8階の病室に到着することができました。 その後、浴衣形式のパジャマはそのままに、パジャマのズボンを身に着け、病室の外を眺めていました… 何とか痛々しいながらも生きることができました。 背中の硬膜外麻酔の細い管は、まだわたしの背中にはいっており、首から黄色いネットをぶら下げているのですが、そのスイッチを押すと、麻酔の入ったボンベの圧力で細い管を通って痛みを和らげる仕組みになっているようです。 術後にこれを使うことはありませんでした。

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その6 ~退院そして~

いよいよ退院日。 結局、お風呂やシャワーには入れませんでした。 でもギャッツビーのボディ用ペーパータオル30枚入りを持ち込んでいたので、これで身体を拭き拭きしていたので、清潔感は保たれていたと思います。 ただ、髪を洗えなかったので、やや頭がかゆくなってきたのとフケが出始めました。 今では水を使わないシャンプーリンスというのがあるらしいので、一度試してみないとわからないけど、長期入院は色々と考えることがありそうですね。 結局、持ち込んだシャンプーやリンス、ボディソープな

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 その7 ~チクッと~

退院の次の日:リハビリ初日(12月18日)12月17日(土曜日)に、肺癌切除の手術入院から退院し、シャワーで髪を洗うこともでき、さっぱりすることができました。 また周りのイビキを気にすることなく、静かに睡眠をとることもできました。 相変わらず3時間寝ては起きの繰り返しですが、久しぶりに寝れた感覚をもちました。 昨夜のうちに、実家と現職場には、退院のご挨拶メールを送ることもできました。 とはいえ、実際にこうして退院できても、なかなか難しいこともありますね。 一応、現状では以

恋でもないのにチクッと胸が痛くなる話 総集編

いろいろ模索…

肺に関して、今のところ5年前の人間ドックのCT検査では、肺に影がなく、5年経過して肺癌と診断される部分が見つかったという事実。 5年頃前から、生活習慣上、何か変わったことをやっていたかという点を考えてみた。 一つ浮かんだのは、わたしの朝一番のエスプレッソコーヒーは、すでに コーヒー豆も丸く固めてある状態のもの(これをポッドといいます)を購入して、1回使うと最初は捨てていたけど、その後、活性炭と同じように、冷蔵庫や下駄箱のニオイ消しなどに流用し、コーヒーの焦げた匂いがスキな

詩「運命」

人間、運命には逆らうことができないものだ… その運命とは、実は(ご先祖様の所業をも含んだ、)過去の自分の反映でしかない… 自分をどう律するか、他人にどう関わるか、日々の感情をどう表現してきたのか、どのようなものを食し飲んできたのか… それらすべてを総括した先に、各々の運命が待っている… それが運命(さだめ)というものだ… つまりは自分の運命は自分が作り出したもの… さすがにそれには自分は抗えない… 運命(さだめ)は運命(さだめ)として受け止め また新しい運命(さだめ)