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移植から療養中にかけてのいささかスピリチュアルな話

どこかで、書こうと思っていたのですが、そもそも「どこで」書こうかなぁ? と悩んでいて、なかなか書けなかったのです。とはいえ、このままずるずる延ばしても、感覚を忘れていきそうだな、と思ったので、こちらに書くことにしました。
有料のマガジンの中にも入れていますが、この記事はどなたも読んでいただけます。

昔からの話

小学生の頃から、そういうもの、割と好きではありました。マイバースディとかリアル世代ですし。タロットカードも、レモンの付録(分かる人だけ分かってください)で立原あゆみ先生のがついていたのを皮切りに、時々やったりしてましたし。

でも、その一方で、割とロジカルというか、クールというか、どっぷり、という感覚でもなくて「心のバランスを取るのに使う」という感じでいいのかな? と思ってました。

移植が視野に入ってから

ただ、移植の話が出始めてからは、やっぱり不安は大きくなるし(不安に思うな、怖がるな、という方がよっぽど無理だと思う)ちょっとそっちよりにエネルギーを使うことは増えていたなぁと思います。オラクルカード使って、毎日一回引いてみたりしてたし。
タイトル画像は、その頃の写真の一枚です(あとで紹介します)

実際のあれこれ

オラクルカード

実際に入院に持って行ったのは、この時のブログに書いていたものです。

入院も、本番の入院だけでなく、夏のオリエンテーション入院の時にも持って行きました。日々も引いていた。2枚ずつ。表と裏、みたいな感じでノートにも書きつけて行ってます。
何かの助けになったのか、というとよく分からないんですが、オラクルカードの基本って、外から、じゃなくて「内にある何か」と会話をするきっかけ、みたいなことがあるのではないかと思っていて、そういう意味で、生着してからはほとんどしなくなり、今はやめているのは、一旦卒業したかな、という気持ちがあります。

あんじゅさんの話

今までに三回お世話になっている、京都のあんじゅさん。

こういうことを書いていいかどうかも分からないんですが、この上の記事で書かなかったことがあります。悪くない話なので、この機会に書くと、ですね……

移植が早まるのを、教えていただきました。

当初、主治医とは年末年始のどっちかくらいかなぁ、でも、正月休み期間は検査の外注先がお休みになるので、体調が一番ヤバい時にそれを迎えるのはよくないんだよな、、、じゃ、新年あけてから移植ですかね、みたいな話をしていたんですよ。

で、上の記事であんじゅさんに行った時に「え? 年末とか年明けとか? ……えっとね、これ言っておいた方がいいと思うから言うけど、多分それ、前倒しになるよ」って。

実際に11月末入院12月頭に移植になりました。本当に、上の京都旅行から帰って、一ヶ月くらいから「なんかめちゃくちゃ歯車回りだしてない!?」みたいな感じで、すごいスピードで走りだしたんです、全部が。

あんじゅさんで聞いていたので、身支度(掃除とか、入院用品の準備とか)をとにかく早めたので、本当に助かりました。鈴先生、ありがとうございました。このコロナ禍で、お礼に行けてないですが、明けたら、かならずお礼を言いに行きます。

生着日が父の命日

これについては、ここに書いています。これ以上書くことはなくて、とりあえず、本当にびっくりした、ということだけ書いておきます。
でも、今でもこのことを思うと、泣きそうになる。

ここに、オラクルカードのことも少し書いています。

声が聞こえた

ここからは、どこにも書いてない話。というか、わざわざ書くことか? と思ったし、幻聴というか、イメージというか、あまりにもスピリチュアルと言えばスピリチュアル過ぎて、書くタイミングを逃したというか。

春分直前

一つ目は、退院して2ヶ月と少し。春分の少し前(多分20日か21日)でした。自宅療養中で、家の中で「春めいて来たなぁ」なんて思いながらぼんやりしていたら、突然「大丈夫」っていう声が聞こえたんです。

え? え? と思ったけど、声が聞こえた? イメージ? 何今の? と混乱していたんですが、その時にふわーっと黄色とピンクの光があふれたようになって、それに包まれて、というようなイメージが頭にふわーっと(ふわーっとばっかりですね)

この声は、女の人でした。年齢は30~40代くらい? 優しくて、暖かくて、やわらかい、というイメージの声。包まれるような。

え? 何? って思ったんですけど、まぁ大丈夫っていうのが何が大丈夫なのかもわからず、体調が復活していることを教えてくれたのかな? それともコロナのことかしら? などと思っていたら、たまたま取っていたメルマガにも「女神さまの声が」みたいなことが書いてあったので、あぁ、何かあったのかも知れないなぁ、でもなんていうか、ふわーっとしてるしなぁ、と思うままに、でもその黄色とピンクのふわーっとしたオーラ、みたいなものとその暖かさは、しっかり覚えておこう、と思った次第です。

もう一つは10月25日、試験の前の週

で、春の声のことと、実はもう一つ、同じような体験をしました。

こちらは、日本語教育能力試験の一週間前、この日は粛々と勉強(ラストスパート)しており、1時間だったか、1時間半やって、昼前、ちょっと休憩……と飲み物か何かを手にしたとき、でした。

突然「あぁ、よかった、間に合った」という声が聞こえて(声というより、今回もイメージ?)、その瞬間その何かが「パチン」とスイッチを入れたんですよ。

こちらは、男の人。それも春の女の人より、一回りくらい上の? 結構急いでいる感じの、少し息の弾んだ声でした。この時は前回の黄色とピンク、みたいなオーラもなく、ただ「パチンという感覚と、それが『スイッチを入れた』という理解」だけが頭の中に残像みたいにありました。

正直、この「声(イメージ?)」については、何も分からないのですが、状況的に私は勝手に守護の神様とその奥様だろうなと思っているので、一生「あの時はありがとうございました」と思いながら生きて行こうと思っています。

この記事に興味を持たれる方は、そういうことに興味のある方か、病を得た方だと思うのですが、何かの「へぇー」になればいいな、と思い、まとめた次第です。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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線維症の病気の概要や治療の話、病院の話、造血幹細胞移植の話。線維症でなくても、慢性疾患や、情報のない病気の方が読まれてもお役に立てる内容となっています。

骨髄線維症と診断されて早10年、2019年末に造血幹細胞移植を行い、今のところサバイブしています。指定難病にもなっているこの病気ですが、稀…

おひとりさまが増えている現在ですが、病気をして、闘病、ということになるとまだまだ社会は対応できていないことが多いと思います。 血液疾患で造血幹細胞移植を行った私が体験したことを、そんな方の参考になれば、という思いで、まとめることに致しました。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お役に立ちましたら幸いです。 *家飲みを、もっと美味しく簡単に*