キレる老人
ちょっと、スマホでポチポチと書くのもつらい&目にきついので、note→インスタにコピペで投稿という手順を組んでいこうと思う。内容は同じになりますが、みなさまもどうぞお好きな方でお読みいただき、今後もお付き合いくださいませ。
2022.10.03 今日の振り返り
吊るされた男
死に向かう直前。彼は体を拘束され、自由を奪われ初めて知る。
「’ああ、もうだめだ。そっか、どうせダメなんだ!」
そう思えた瞬間、首が痛くなるほど上ばかりを見上げていたエゴが消失し、努力すればなんとかなるという最も偏った思い込みから開放される。
体の自由を奪われたとき(死)に、彼は自由になる。この死は救いの死でもある。いままで絶対と思っていたことが、なんの意味もないことに気づくのだ。
今日は出勤途中とんだトラブルに見舞われた。
信号の交差点。私の方は優先側になっていて、信号とは関係なく一時停止して進むと左折できるような道だった。
通いなれた道。いつものとおり一時停止し左折直進すると、急にクラクションを鳴らされた。私の後で交差点に直進で入ってきた車だ。景勝地をゆく信号のない道路から流れてくる車ってスピードを落とさずにに交差点に入ってくるので、いつも危ないなと思っていた。
その車は私の後ろから追いかけてきて、何度もライトを点滅させ、さらに猛スピードで私を追い抜き、路肩に停止した。そして運転席から老人が私に止まれと合図する。
あぶない。
そして私はまったく止まる理由もないので通りすぎた。
そしたら職場の駐車場まで追いかけてきて、停車した私の車のドアを叩き
「あぶないじゃないか!ぶつかるところだっただろう!」
「一時停止してなかっただろう!警察に行くぞ!」
というのである。
あ、これはヤバイ人だ。
すぐに思った。怒りが収まらない。
何度も警察に行くぞ!と言う。
ぶつかっていません、一時停止していました。危なかったのであればすみませんでした。
冷静に言ってもまったく聞かない。
しゃーねーなと思って、私はこれからすぐに仕事をしなくてはいけないこと、保育園の駐車場でそんなことをされては迷惑である。そこまで言うならいま(私の)免許証をお見せします。写メでも撮って警察に行ってください。
そういってお引き取り願った。園長にはそんなトラブルがあったことを報告し、もし連絡があったら対応しますと伝えた。
なんだかなぁ。結局その後、職場にも自宅にも連絡はなかった。
運転免許証なんて個人情報の塊だけど、まぁその写メを撮ったところで身勝手にキレる老人がそれをどうにも利用する手段を持たないだろうことはわかっていた。
本当に警察にいかなかったのも、自分の言い分になにかしらおかしなこともあるとわかってたのだろうけど…。
絶対に自分は間違うことはない、自分の運転は正しい、自分の言い分は正しい、間違っているのは相手。そして自分が老いている(認知能力が落ちている)ことを知らない。もうこうなっては、吊るされることもないのだろうなと思った。
しかしやっぱりこんな剥き出しに自分勝手な怒りをぶつけられると、冷静さはあれど、どこか体がガチガチに緊張するんだなと思った。そんなときに限って私、いつもの安定剤(レキソタン)を持ってくるの忘れちゃってた。
1日中ちょっと体がガチガチになってしまい、やっぱりお薬大事だなぁー。手放したらアカンと思ったのでした。