見出し画像

ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )『りゆうがあります』装丁・彩色・デザイン albireo PHP研究所 2015年3月刊 32ページ

ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『りゆうがあります』
装丁・彩色・デザイン albireo
PHP研究所 2015年3月刊
32ページ

https://www.amazon.co.jp/dp/4569784607

「ぼくはハナをほじるクセがある。お母さんに行儀が悪いって怒られる。でも、りゆうがあれば、ハナをほじってもいいんじゃないだろうか。」

「ハナをほじったり、びんぼうゆすりをしたり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。こどもたちが、ついやってしまうクセ。それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです。4~5歳から。」

「『りんごかもしれない』で大人気のヨシタケシンスケがおくる、親子で笑えるユーモア絵本!

ぼくは、ハナをほじるクセがある。おかあさんにいつもおこられる。りゆうは、「おぎょうぎがわるいから」だって。ぼくもなにかりゆうがほしい。ちゃんとしたりゆうがあれば、ハナをほじってもいいんじゃないだろうか。

ぼくがハナをほじるりゆう。それは、ぼくのハナのおくにはスイッチがついていて、このスイッチをたくさんおすと、あたまから「ウキウキビーム」がでるんだ。このビームは、みんなを楽しい気持ちにすることができるんだよ。

ツメをかんじゃうのは、ツメをくわえて、大人にはきこえない音をだしているんだ。この音は、ゴミすてばのカラスをおいはらうことができるんだよ。

びんぼうゆすりをしちゃうのは、モグラたちに、今日あったできごとを「モグラ語」で教えてあげてるの。

子どもたちがついやってしまうクセ、それには、「りゆう」があるんです。」

https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=159
ハナをほじってもいいんじゃない!?『りゆうがあります』 ヨシタケシンスケさんインタビュー

「おはなしを伺っていると『りゆうがあります』の男の子が、ヨシタケ少年のように見えてきました(笑)。」

「ぼくの子どもも2人とも男の子なので、身近にいる取材対象に女子がいないんです。だから今後、女の子目線の作品が作れないんじゃないかという不安はあります。ただ、ぼく自身は上に姉1人、下に妹2人の女兄妹の中で育ってきたので、女兄妹を見ていろいろ感じたことはあるのですが…。」

「子どもが男の子だと分かったときに、最初に考えたのは親父とぼくの関係でした。ぼくは父親とあまり仲のいい親子ではなかったので、男の子の親になると知ったとき、将来、自分も親父のように子どもに憎まれるんだと思って、すごく嫌でした。でも、息子が生まれて、一緒に遊んだり、出かけたりするうちに、ぼくも小さいころは父親のことが大好きだったということを思い出したんです。息子がいなければ、完全に忘れていた「小さいころは無条件に親のことが大好きな時期がある」ということを、息子を通じて気づくことができた。そのとき、子育てってすごく面白いなと感じました。」

https://family.php.co.jp/2015/03/post5.php
ヨシタケシンスケさん わたしの子ども時代 2015年3月5日

https://hon-hikidashi.jp/enjoy/8172/
日販 ほんのひきだし 2016年1月16日
『りゆうがあります』で第8回MOE絵本屋さん大賞受賞!
ユーモア絵本で大人気のヨシタケシンスケさんインタビュー

ヨシタケシンスケ『りゆうがあります』
装丁・彩色・デザイン albireo
PHP研究所 2015年3月刊

第8回MOE絵本屋さん大賞受賞

2019年12月10日 読了
糸島市図書館蔵書
福岡市総合図書館 複本6冊貸出中 予約1名

2019年11月から読み始めた、
1973年神奈川県茅ヶ崎市生まれ、
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了、
趣味は読まない本を買うことで、
男の子二人の父で左利き、身長181cm 体重75kg
のイラストレーター・絵本作家な
ヨシタケシンスケ(吉竹伸介)さんの十二冊目。

主人公の男の子は小学校何年生なんだろう?
低学年でしょうけど。


「ぼくは ハナを ほじる クセが ある。おかあさんに いつも おこられる。りゆうは、「おぎょうぎが わるいから」だって。

ぼくも なにか りゆうが ほしい。ちゃんとした りゆうが あれば、ハナを ほじっても いいんじゃないだろうか。」

「おふろ あがりに いつまでたっても パジャマを きないで はだかのままなのは、がっこうで、わるい うちゅうじんに ふくを すいとられたときに、はだかのままで たたかうための れんしゅうだから。」

爪を噛んだり、貧乏ゆすりしたり、ご飯をこぼしたり、道に落ちている物を拾ってきたり、お母さんに怒られる色々なことには、「ちゃんとりゆうがあるんだよ!」。

「でもさ、おとなだって、「ついやっちゃうこと」って あるでしょう?」

表実返しは、本文でも描かれている男の子のあれこれが6コマ。

裏見返しは、本文には登場しないお母さんのあれこれ6コマです。どちらも可愛いなぁ。

読書メーター
ヨシタケシンスケの本棚(登録冊数33冊 刊行年月順)
2019年11月から妻と二人で読み続けています。
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11475241

絵本の本棚(登録冊数388冊 著者名順)
1980年生まれの娘と一緒に読んだ作品も……。
子供が小さかった頃の楽しい思い出は、宝物です。
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091195

https://note.com/fe1955/n/n922e43492f5b
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『もうぬげない』
ブロンズ新社  2015年10月刊

https://note.com/fe1955/n/n809fee40db50
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『なつみはなんにでもなれる』
PHP研究所 2016年12月刊
48ページ

https://note.com/fe1955/n/n1e0ba763ddff
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『おしっこちょっぴりもれたろう』
装丁・彩色・デザイン albireo
PHP研究所 2018年6月刊
48ページ

https://note.com/fe1955/n/n9809761a151d
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『わたしのわごむはわたさない』
装丁・彩色・デザイン albireo
PHP研究所 2019年11月刊
48ページ

https://note.com/fe1955/n/n5916dba587c6
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『ものは言いよう MOE BOOKS』
MOE編集部編
取材・文 原陽子
白泉社 2019年12月刊
144ページ

https://note.com/fe1955/n/n9ebd1037f34a
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『あつかったら ぬげばいい』
白泉社 2020年8月刊
64ページ

https://note.com/fe1955/n/n9d1eaf43e437
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『にげてさがして』
ブックデザイン・彩色 関善之
赤ちゃんとママ社 2021年3月刊
48ページ
庄司薫(1937.4.19- )
「逃げて逃げて逃げまくる方法
『馬鹿ばかしさのまっただ中で犬死にしないための方法序説』」
『赤頭巾ちゃん気をつけて』1969
五つの赤い風船
「私は地の果てまで」
『New Sky』1971

https://note.com/fe1955/n/n979e04079aba
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『あきらがあけてあげるから』
装丁・彩色・デザイン albireo
PHP研究所 2021年4月刊
48ページ

https://note.com/fe1955/n/naa495044e082
ヨシタケシンスケ(1973.6.17- )
『あんなに あんなに』
デザイン・着色 アルビレオ
ポプラ社 2021年6月刊
48ページ

https://note.com/fe1955/n/nbda874966ad1
マイケル・ボンド作
R.W.アリー絵
『クマのパディントン』木坂涼訳
理論社 2012.9
マイケル・ボンド作
フレッド・バンベリー絵
『くまのパディントン 改訂版
 パディントン絵本 1』
中村妙子訳
偕成社 1987.6
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)
『紅茶を受皿で
 イギリス民衆芸術覚書』
晶文社 1981.2

https://note.com/fe1955/n/n2384a22b2150
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『ぬすまれた月 ポニーブックス 復刻版』
岩崎書店 2017.10
『ぬすまれた月(レインボーえほん 3)』
2006.10
谷川俊太郎(1931.12.15- )・和田誠
『しりとり』
いそっぷ社 1997.6
『絵本作家のアトリエ 3
(福音館の単行本)』
母の友編集部編
福音館書店 2014.4
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『男ごころ』新潮社 1989.7

https://note.com/fe1955/n/ncd59cc9fb07d
工藤直子(1935.11.2- )
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『密林一きれいなひょうの話
(銀河社の創作絵本)』
銀河社 1975.9
谷川俊太郎(1931.12.15- )
和田誠
『あな
(こどものとも傑作集)』
福音館書店 1983.3
谷川俊太郎・和田誠
『とぶ
 こどものともセレクション』
2006.1
谷川俊太郎・和田誠
『これはのみのぴこ』
サンリード 1979
谷川俊太郎・和田誠
『ともだち』
玉川大学出版部 2002.11

読書メーター
谷川俊太郎の本棚
登録冊数18冊
刊行年順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091289

和田誠の本棚
登録冊数119冊
刊行年順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091203

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?