【HSP】パーソナルスペースがすっごい狭い!?
HSPである私はパーソナルスペースが狭い。
パーソナルスペースとは、他人に近付かれると不快に感じる空間の事である。
人が嫌いな訳ではない。
むしろ気の合う人や一緒にいて心地の良い人との繋がりは大切にしたい。
ただ、「これ以上は近付かないで」という見えない境界が存在している。
次の図を見て欲しい。
自分を中心に4つの円があるのを想像して欲しい。
1番外側の円から内側に向けて
「公衆距離」→街中や公園など公共の場で、周囲がほとんど知らない人ばかりの空間。
「社会距離」→ほとんど初対面、もしくはあまり親しくない人との会話における距離感。例えば、挨拶や世間話などをする時の距離感。
「個体距離」→仲の良い友人や知り合いとの距離感。表情がはっきりと見えるくらいの近さで、ボディタッチが可能な距離。
「密接距離」→恋人や家族のみが許される距離感。ゼロ距離とも表現される。
非常に密接なコミュニケーションが許される。
ここに、個体距離内にいる人間が入り込んでくると不快感を覚える。
さて、たまに遭遇するのだが、本来個体距離止まりのはずなのに密接距離に侵入してくる人間が存在する。
私はこれが非常に苦手だ。
近付かれるとどうしても後退りして距離を保とうとしてしまう。
だが、そういう相手は自分が距離感を侵している事に気が付かない。
よって、私が後ずさると同時に距離をまた縮めてくる。
そうして最終的には私が壁まで追い詰められ、逃げ場を失うのだ、笑
この問題に関してはいくつか対策法、
例えば足を肩幅に開いたり片足を前に出す事で相手が近づいて来れないようにするだとか、
持っている荷物を相手側に置いて距離感を保つだとか色々あるが、、
結局近付いてくるものは近付いてくる、、、笑
相手に「私はパーソナルスペースが狭いので近付いてこないで欲しい」と言えない限りは、
その相手との関わり自体を避ける方が結局は手っ取り早い解決策なのかもしれない。
ところでパーソナルスペースとは主に、実際の空間や個体間の距離の事を指すようだが、
私の場合、心の距離感も大きく関係するのだ。
ちなみに私個人的な心のパーソナルスペースはこちらだ。
とまぁ、義両親が意味深な距離感にいるという、ツッコミどころのある図になるわけだが、今回は一旦置いておく笑
私としては、実際の距離感より心の距離感の方がシビアかもしれない。
「知らない人」→関わらない。
「義両親•職場の人」→プライベートでは会わない。用事がないと会わない。
「友達」→食事や遊びに誘い誘われる。でも互いの自宅にはあまり行きたくない。
「旦那さん•自分の家族」→ゼロ距離。
1番中心の円は私にとって安全地帯。
ここに外側の円から入り込んでこられると、焦りというか、危機感というか、頭の中で警報がなるような感覚になるのだ。
例えるなら、自宅に無断で土足で立ち入られ、勝手に冷蔵庫やらクローゼットやらを覗かれているような感覚だ、、笑
私が変わっているだけなのだろうか。
分からないが、、。
何はともあれ、私は体の距離感にしろ心の距離感にしろ、
最中心円にあたるパーソナルスペースがとても狭いようだ。
以前は社交的になるために、パーソナルスペースを広げなければと思っていたが、
今ではそれは自分にとってストレスが大きすぎる事に気付いた。
だから、これはこれで良いと思っている。
だが1つ悩むのは、狭すぎるパーソナルスペースのせいで「人嫌い」だと思われてしまう事だ。
特に中心から数えて2.3番目の人が、私から嫌われていると勘違いしてしまうのがネックだ。
私は別にその人達が嫌いなわけでも関わりたくない訳でもない。
ただ安心して接するために「一定の距離」があるだけ、それだけなのだ。
無理に近づく事で壊れる人間関係だってあるのだから。
「私ってパーソナルスペースが狭いから、あなたとは距離が必要なの」と正直に言ったところで、難しい人だと思われるだけだろう。
もっと器用になれたらいいのだが、
難しいものだ。
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