バリアフリープライベートキャンプ場
初めて電動車椅子のお客さんを迎えた
私は自宅の空き地を利用して
1日1組限定のプライベートキャンプ場
を作り運営しています。
きっかけは昨今のキャンプブームです。
2021年
家の前の川沿いに土地があり、その川が河川改修になって土手の管理道から自動車で乗り入れが可能になりました。
この空き地を何かに使えないかと考えていた時にこのキャンプブーム。
「よし!キャンプ場にしよう。」
面積的に1組くらいしか使えそうにないので1日1組限定にしました。
1日1組限定のプライベートキャンプ場
いいのだが何かが足りない・・・。
「バリアフリー」
その時
病気や怪我や障害などで身体が不自由な人やその家族もキャンプがしたい人がいるはず。
ニーズはあると仮説を立てました。
そして
1日1組限定の
バリアフリープライベートキャンプ場
というコンセプトは決まりました。
キャンプをしないオーナー
私はキャンプをしません。
そんな私がキャンプ場を作るという話し。
誰もが
「キャンプが好き過ぎてキャンプ場を作ったんでしょ。」
と言われます。
キャンプをしないので、キャンプ場のイメージがわかなかった。
色んな人の助言のもとに土地を改良やトイレの改装などもしましま。
コツコツ地面の土を移動させるのは骨が折れました。
バリアフリー化したのはいいが
私の想像出来る範囲で補助金なども活用しトイレを和式から洋式にし手すりをつけドアを引き戸に変えました。
しかし、実際の車椅子の利用者からの意見は聞けていませんでした。
そんなに都合よく車椅子の知り合いがいるわけでもなく月日は流れました。
モニターさん募集
2023.4
北広島町のまちづくりセンターに行った時に芝生広場を電動車椅子で移動している男性を見かけました。
「あんな人がキャンプに来てくれたらええのになぁ」
声をかけてみようかしばらく悩みました。
とうとうダメ元で思い切って声をかけてみました。
見ず知らずの男性に声をかけられて困惑する男性。
当然の反応です。
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