【ドイツ語】比較級の使い方 3(比較表現) #260
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
第258回では述語として使う比較級について解説し練習しました。
今日は副詞として使う比較級について解説します。
文法用語では「副詞的用法」といって、動詞を修飾するものです。
たとえば
「私は肉よりも魚のほうをより好んで食べる」と言いたければ
Ich esse lieber Fisch als Fleisch.
となります。
gern の比較級 lieber 「より好んで」は「食べる」という意味の動詞 essen を修飾しています。
「彼は水よりもジュースのほうをより多く飲む」と言いたければ
Er trinkt mehr Saft als Wasser.
となります。
viel の比較級 mehr 「より多く」は「飲む」という意味の動詞 trinken を修飾しています。
gern も viel も不規則な変化をするのでしたよね。
あやふやな場合は第256回をチェックしてください。
それでは少し練習しましょう!
「彼女はジュースよりも水のほうをより多く飲む」はどう言いますか?
Sie trinkt mehr Wasser als Saft.
ですね。
「彼は魚よりも肉のほうをより好んで食べる」はどう言うでしょう?
Er isst lieber Fleisch als Fisch.
ですね。
「食べる」という意味の essen は e が i に変化する不規則動詞です。
これについては第57回で解説しました。
今度は
Sprechen Sie bitte lauter!
はどういう意味だと思いますか?
「もっと大きな声で話してください」
ですね。
それでは
「もっとゆっくり話してください」はどう言うでしょう?
Sprechen Sie bitte langsamer!
ですね。
命令法は覚えていましたか?
あやふやな場合は第157回をチェックしてくださいね。
note では命令法について解説した回をマガジンにまとめています↓
いかがでしたか?
だいぶ文法知識も積み重なってきましたね。
ときどき振り返って復習もしてみましょう!
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!
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