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エス・ツェットって何?(ドイツ語の特殊文字)#11

https://stand.fm/episodes/621123273c04e00006024aa8

※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています.

前回は,OからUまで練習しました.

今回は,その続きの から まで練習しましょう.
この までが,英語と同じ26文字のアルファベットです.
ドイツ語には,ほかに4種の特殊文字があります.
その1つのエス・ツェットを今日の最後に説明します.

それでは,練習していきましょう!
 からは  V  W  X  Y  Z と続きます.

は,下唇に軽く前歯をあてて息を出して,そのあと「アウ」と言います.

は,下唇に軽く前歯をあてて息を出す時に有声音にします.そのあと日本語の「エー」よりも唇を横に引いて発音します.

は,「イクス」ですが,「イクゥスゥ」と母音が入らないように気を付けましょう.

は,唇を「ウ」の形にして「イ」と言ったあと「プシロン」と言いますが,「プゥ」と母音が入らないようにしましょう.

Z  は,「ツェ」のあと舌先を上の歯茎の裏につけてから舌先を離して「ト」と言います.

それでは, 昨日練習したO から まで一緒に発音してみましょう.

 O  P  Q  R  S  T  U  V  W  X  Y  Z 

そして,特殊文字の ß (エス・ツェット)ですが,この文字はもともと15世紀末の印刷業者が作った活字なのです.
作られた目的は無声の(濁らない)を表すためです.

ドイツ語のS は母音の前にある場合,有声になりますからね.この濁るS については,後日また別の回で説明する予定です.

この ß の形は Sを合わせて作られました.
文字の左半分に S,そして右半分に Z が組み合わされています.
(実際の文字は私のnoteの記事で確認していただけます.概要欄にリンクを貼っておきますね.)

発音も Sを合わせものになります.アクセントは後ろに置かれます.
発音してみましょう.
 ß

残り3種の特殊文字については,明後日の木曜日に説明します.

明日は祝日ですので,次は明後日になります.
Bis übermorgen.
Tschüs!


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