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【ドイツ語】副文とは (一周年記念)#234

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。

本日2月7日、この『白井博士のドイツ語講座』一周年を迎えました。

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皆さま、本当にありがとうございます。
今のところ、できる限り続けていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。


昨日の第232回では wissen の現在人称変化について解説しました。

今日は wissen を例文に使って「副文」について解説します。

昨日、練習した
Ich weiß es.
ですが、 es (それを)の部分を「彼が親切だということを」と言いたければ
Ich weiß, dass er nett ist.
となります。

この文の Ich weiß の部分が主文で、dass er nett ist の部分が副文です。

副文とは文の中に埋め込まれた文と考えることもできますし、
二つの文 Ich weiß と dass er nett ist 主従関係にあると考えることもできます。

ですから副文従属文とも呼ばれています。
そして、副文(従属文)を作る接続詞は従属接続詞と呼ばれます。

dass er nett ist dass 従属接続詞です。


次に、副文の語順について説明しましょう。

第81回で解説したとおり、ドイツ語では「定動詞第2位の原則」というのがあります.

しかし、副文では定動詞が一番後ろに置かれることが特徴です。
文法用語では「定動詞後置」と言います。

日本語と同じような語順になるので、かえって分かりやすいのですよ。

先ほどの例でしたら
er nett ist
彼は  親切で  ある
のように日本語と同じ語順です。

書くときは主文と副文をコンマで区切ってくださいね。
(Ich weiß, dass er nett ist.)


それでは、少し言い換えの練習をしてみましょう!

「私は彼女が親切だということを知っています」はどう言うでしょうか?




Ich weiß, dass sie nett ist.
ですね。


私たちは彼女が親切だということを知っています」はどうでしょう?




Wir wissen, dass sie nett ist.
ですね。


最後に、
友達に彼が親切だということを」知っているか聞いてみてください。どうぞ。



Weißt du, dass er nett ist?
ですね。


いかがでしたか?
最初は慣れないかもしれませんが、これから少しずつ説明していきますね。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!




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