![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100825802/rectangle_large_type_2_90b6bb150cd8071f06aba2dddeb86955.png?width=800)
【ドイツ事情】トイレの場所が違う #263
※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。
先週は「トイレの衛生面」というテーマでお話しました。
今日は「トイレの場所が違う 」というテーマでお話します。
日本のカフェやレストランなど飲食店のトイレは、テーブル席のすぐ近くにあることが多いですよね。
ドイツ人の知人が日本に来た時、「トイレが食事しているテーブルと近すぎる」と戸惑っていたのを思い出します。
あまりにも近い場合、私も心地悪さを感じます。
とはいえ、ドイツの飲食店のようにトイレがあんなに遠い所にあるのには驚きました。
カフェの奥のドアを開けると廊下が続いていて30メートルぐらい先にトイレがあるところもありましたし、地下に降りていかなければならない場合も多いのです。
最初の頃はとても不安に感じましたが、トイレの場所は明るくて清潔なので安心できて徐々に慣れていきました。
あとは2階にある場合も結構あります。
また、注意しておきたいことは、日本に比べて公共のトイレが少ないことです。
たとえば日本ではどの駅にもトイレがありますが、ドイツではそうはいきません。
大きな駅や中央駅(Hauptbahnhof)にはトイレがありますが有料です。
他のヨーロッパ諸国と同じように、ドイツもトイレは有料なのが当たり前です。
無料で使えるのは、カフェ、レストラン、美術館、博物館など限られていて、デパートやショッピングモールなどのトイレもたいてい有料です。
どこでも無料でトイレが使える日本に慣れていると、とても不便に感じます。
常に小銭を用意しておかないといけませんしね。
急を要する時は大変なことになってしまいますから。
続きはまた来週お話したいと思います。
皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?
それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!
この講座が有益だと思ってくださったかたは、是非サポートをよろしくお願いいたします。いただいたサポートは講座の継続や改善に向けて研究活動費として大切に使わせていただきます。