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【ドイツ語】「喜んでいます」再帰動詞 #285

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


今週月曜日から「再帰代名詞」について解説してきました。
第284回では vorstellen(紹介する)を使った例文で練習をしました。

今日から「再帰動詞」について解説します。


「座る」とか「喜ぶ」とかいうことをドイツ語では「自らを座らせる」「自らを喜ばせる」のように表現します。

動作・行為が他の人にではなく「自ら(主語自身)」にって来るので「再帰動詞」というわけです。

たとえば setzen は「座らせる」という他動詞ですが、これに再帰代名詞を結びつけて sich setzen とすると「自らを座らせる」つまりは「座る」という意味になり、自動詞的な表現になるんです。

このように再帰代名詞と結びついて一つのまとまった意味になる動詞のことを「再帰動詞」と呼びます。


例文を紹介しましょう!

「私はソファーの上に座ります」は
Ich setze mich auf das Sofa.
と言います。

前置詞 auf についてあやふやな場合は、第109回をチェックしてくださいね。


主語を er(彼)にかえると
Er setzt sich auf das Sofa.
となります。


主語を sie(彼女)にかえるとどうなりますか?




Sie setzt sich auf das Sofa.
ですね。


「私は彼らの訪問を喜んでいます」は
Ich freue mich über ihren Besuch.
と言います。


「私はバカンスを楽しみにしています」は
Ich freue mich auf den Urlaub.
と言います。


このように freuen という単語は、前置詞 über と一緒の時は「~のことを喜ぶ」という意味になり、前置詞 auf と一緒の時は「~のことを楽しみにする」という意味になります。
熟語のように覚えるといいですよ。


続きはまた月曜日に。
Bis Montag.
Tschüs!

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