📝練習に対しての考え方
FCカワサキには色んな考えの指導者がいます。考える練習メニューも声の掛け方も全然違います。
それでも互いの考えをリスペクトし、子供達も色々な考えがあるという多様性への認識を身につけてほしいと、あえてそうしています。
そもそも練習とは
運動において、特に球技で一番気になるのはボールの扱い方です。
世の中ではゴールデンエイジという言葉に囚われている人が意外に多いと感じます。
今、練習をしなければ手遅れになる…
そういった得体の知れない恐怖感は私も感じた事があるので、とても理解できます。
では水族館のオットセイはボールを上手に扱えますが、何百時間もボール練習したのでしょうか?
昼寝をしている猫や、獲物から逃げる野生動物が肉離れやアキレス腱断裂をするでしょうか?
練習とはなんなのか?をとても考えてしまいます。
今の子は遊びに飢えている
かつては缶蹴り、かくれんぼ、鬼ごっこ、木登り、ケンケンパ…
遊びの中で自然に身体の使い方を覚える事ができました。
今は中々外で遊ぶ機会も減っているので、練習メニューにもそれを組み込む必要があります。
少し長い動画ですが、本当に参考になります。
技術練習以前に、身体の感覚や使い方がズレていないか…
考えさせられます。
練習と作業
FCカワサキの練習でよく話すのは、言われてその通りやるのは作業。
自分が考えてやってはじめて練習になる。
判断の要素が入る練習を各コーチが考えています。
主に水曜日練習で練習メニューをこなし、日曜日にゲームで試す。
を繰り返して行なっています。
一つの練習メニューを飽きもせずに、黙々とこなす子供達を見ていると「メキメキッ」と成長する音が聞こえるようです。
自分が自分を育てる
教えられてプロになったという選手を聞いた事がありません。
プロにたどり着いた彼らは
持って生まれたまばゆい才能
決して自分を疑わない心
矢印をなるべく早く自分に向けれるか
人との巡り合わせ
環境
ほんの少しの運
を持ち合わせていると思います。
ここでのキーワードは、誰かに言われてやるのではなく自分が気づいて動くという事です。
実は指導者や親など、周りの大人がしてあげれる事は少ないのかもしれません。
それでも宝石のような子供達の可能性、人生を少しでも輝かせるように…
自らが自立して磨いていけるようにチーム一丸となって進んでいきたいものです。
オトナの酒の席もその一環ですね。
共に子供達の成長を楽しみましょう⚽️
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