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商東戦主将対談企画~前編~

2つの「ア式」による伝統の一戦。
関東最強の頭脳を持つ戦士たちの絶対に負けられない戦いが、始まる。
□日時
 6/2(日) 一橋大学vs東京大学 17:00KO
□アクセス
 東京大学本郷キャンパス御殿下グラウンド
 丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅より
 徒歩10分

自己紹介

本日はお集まりいただきありがとうございます。本日進行を務めさせていただきます、一橋大学2年の品田綸子です。本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。

山﨑:一橋大学ア式蹴球部主将の山﨑惇樹です。

上原:東京大学ア式蹴球部主将の上原真路です。一橋の方が多くてアウェーなんですけど(笑)優しそうな方々なので、楽しくやっていただければ幸いです。

お互いのチームの印象を教えてください。

山﨑:東大さんは毎年同じリーグというわけではないですが、毎年大体練習試合とか何かしらの形で試合はさせていただいていますよね。やっぱり東大ということで、サッカーのプレーでもすごい頭を使っているし、プレーの最中でお互いに思ったことを伝え合って、コミュニケーション取って、うまくチームとしてサッカーをやっているなと感じます。ピッチ外でもアナライズでもすごい人材が揃っていて、そういう面からも組織的にフットボールをしているなっていうような印象です。
 
品田:私も東大さんのSNSを見ていて、画像も本格的だし毎試合の細かい分析も出していて、組織体制がしっかりしているんだなと感じていました。では、上原さんの一橋の印象を教えてください。
 
上原:前監督の近岡さんの頃に当たったとき、理想とするサッカーを追い求めているなっていう印象でした。それにきちんと去年も圧倒的な強さで2部優勝を果たしてるわけだから、理想的なサッカーを追求しつつ、それに結果がついてきていたというところ。そこは僕らも目標とするところであるので、すごくリスペクトしています。
あとは、東大に対するライバル意識が強い(笑)なんか、ありえんほど強かったもん、駒沢でやったゲーム(※一昨年のリーグ戦)とかね。あとは、グラウンドが遠い!
 
品田:一橋学園のアクセスが(笑)
 
上原:東大に来てくれればいいのに、一橋まで行って練習試合するの。グラウンド遠いなって思うけど、もう地図見ないでも行けるぐらい慣れてきてしまったので、お世話になっているなっていう感じです(笑)

次は自チームについて。昨シーズンから今シーズンの変化や、今、目指している姿などを教えてください。

山﨑:目指しているサッカーは去年から大きく変えていなくて、去年やったことをどんどん積み上げて、さらに発展していって、1部リーグで通用するレベルまでトレーニングして頑張っていこうとしています。ただ一方、僕たちは一部リーグがすごく久しぶりで、この舞台を経験している人が監督、コーチングスタッフ、 選手含めて誰もいないっていう中で、今も苦労しているし、模索し続けています。8試合が終わって、少しずつレベル感も分かってきて、どのレベルまで自分たちが上がっていかなくちゃいけないのかもなんとなく掴めてきています。時間がかかりすぎてしまってはいるんですけど、 毎試合の反省を活かしながら、次こそ勝てるようにという風に今週も頑張っています。

一橋大学Aチームと木室孝輔ヘッドコーチ

上原:監督が林陵平から桑原徹に代わって、チームは大きく変化したと思います。新監督はプロセスに対して徹底的に責任を負うっていうスタンスだと僕は思っていて、試合に向かう準備のプロセスに対して、チームとして徹底的に責任を負おうっていうのがチーム作りで1番変わったことですね。もちろん結果にこだわっていますし、なかなか結果が出ていない状況に対して危機感は覚えているんですけど、長期的に見て勝つ確率を高めるっていうことにフォーカスしているというか。帝京や大東と我々とでは、フィジカルや技術のレベルには差があるじゃないですか。そういう相手に対して、ごまかすことなく正面から立ち向かって勝つ確率を高めるっていうところにすごくこだわっています。

上原:あと、練習以外の時間でサッカーに費やす時間がチームとしてすごく増えたと思っています。選手1人1人にフィードバック担当みたいな形でテクニカルスタッフが今年から入ってるんですけど、そういう人たちと映像を見て、自分のこのプレーを改善していくようなサイクルに時間を使うだとか。そういう試合に向かうプロセスに対して徹底的に責任を負って、相手を圧倒して勝つサッカーを目指してチーム作りはしてきたんですが、なかなか結果が出てないみたいな現状だと思います。ただ、 結果が出てなくても、自分たちがやってることに対して疑いは全くないので、その点はチームにすごくみんなは自信を持っています。

東京大学テクニカルスタッフ

品田:惇樹さん今の話を受けてどうですか?
 
山﨑:いやーシンプルにトーク力がすごいなって思ったのがまず第一なんですけど(笑)
やっぱり東大さんとうちって結構似ている部分があると思っていて。国立大学で推薦とかもなくて、 これまで中高生時代にどれだけサッカーに打ち込んできたのかって言うと、やっぱり他の大学さんとかには劣ってしまっている部分があって。そこで、組織として目指すものを追求していって、それで個々人で負けていてもチームとしての総合力で上回っていくことを目指すところはすごく似ていると思っています。


東大HPにて公開されている後編では、主将の個人目標や商東戦の注目選手について語ってもらいました!こちらのリンクよりご覧ください。

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