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#11:0歳児の音楽と運動のあそびの実践について

今日は、0歳児での保育実践です。

ハイハイ遊びや
リトミックで一時期話題になった、両生類の動きなど

どのように0歳児でも展開できるか実践したお話になります。

○ハイハイ遊びについて

ハイハイは、体幹や歩行に移行する上でもすごく大事な動きです。
ハイハイがしっかりできていないと、幼児期になってもバランスが悪く、倒れてしまったり、ころんだ時に手がつけなっかたりなど影響がとても大きいです。

その中で、0歳児、乳児からのハイハイ遊びを大事にすることが大切で、
0,1歳児クラスに入る際は、ハイハイ遊びの展開をしています。

その際、ハイハイをさせるという考え方ではなく、
どのようにしたらハイハイの活動、あそびに繋げられるかを考えています。

普段からよく使用しているものは、音楽を利用した遊びになります。

NHKあかあさんといっしょでも代表的な「わぉ!」という曲。
曲中の「ダンゴムシダンゴムシ、まってまってまってって♬」

というフレーズがあります、その部分を使って、実際に保育士もハイハイをしながら動くことで、子どもたちが真似をして、ハイハイをして動く姿が見られました。

この時に大切にしていることは、スピード感を変える、誘う、引き出すなど遊びの展開で大事なことプラスして
音楽の歌とか早くしてみたり、ゆっくりしてみたり、繰り返し行ってみたり、
子どもたちの興味関心を引くような、
音楽と身体活動に繋がる様な遊びにつなげています、

子どもたちの様子を見てみてると、何回も何回も繰り返して、ハイハイして、
このような動き、細かい積み重ねが体幹作ったり、
後々の幼児期の運動にもつながっていくんだなと実感になっています。

先日、この「わぉ!」の曲が盛り上がったので、

もしかしたら両生類の動きもなにかの形でできるのではないかと思い、
0歳児のクラスで実践してみました。

内容としては、
私自身が腹ばいになり、おもむろにワニの動きをして
どんな反応するのかなと見てみると、
びっくりしたことに子どもたちも腹ばいになって一緒になって動き始めました。

たぶんその動きだけだと、飽きてしまうかなと思ったので
「わにのおとーさんわにのおとーさん♬」の手あそびの歌をつけながら
それに合わせながら、手足つけて前に進んでいくという遊びをしました。

決して、全員がやるわけではなく、
興味を持った子が何だこの動きはと思い、
すごく凝視したり、手の動きや足の動きをみているのが非常に印象的で、
このように子どもの認知発達が進んでいくんだろうなと実感するいい機会でした。

子どもたちも非常に楽しんでいる姿がありとても良かったなと思います。

このように、音楽と運動の関係性を日頃から取り入れられるような保育の力があると、
また一つ、子どもたちの遊びを深く見る、発達を捉える視点につながっていきます。

是非、試してやってみてください。
すこしでも参考になれば嬉しいです。

エピソード by りょうすけ

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