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#34:子どもについつい怒ってしまう心理と対策について

本日のテーマ
『子どもについつい起こってしまう心理と対策について』

保育だけにかかわらず子育てなどは特に思い当たる節がありますが

ちょっとしたことで子どもについて怒ってしまったり

保育園で怒ることはほとんどありませんが

家だと自分の子どもには感情的に怒ってしまうことも多いです。

朝の支度や準備が遅い際に、早くご飯食べなさいと言ったり

指示命令の形で”早くしなさい”とよく使ってしまうなと。

私もそれに気づいてからは言わないよう心掛けていますが、

親って”早くしなさい”ってやたら言ってしまうんですよね。

これあるあるかもしれませんが、ついつい怒ってしまう部分って

子どもに対してだけではなく、職場などでもあることかもしれんません。

そのような心理状態は、どういうところから来てるのか

と考えました。


やはり心理状態というのは

自分の思い通りにならない部分が1番大きいのかなと思います。

自分の思い通りにならないからイライラしてしまうところを踏まえて

結論、どうしたらいいかというと

”お願い”や”伝える”ような伝え方をしていくと良いかなと思います。

もちろん言い方に関しては、きつい言い方、大きな声、高圧的などは問題外なんです。

ご飯も食べて、服も着替えて、早く歯磨きしなさいという朝の場面があったりします。

その時に

「ご飯も早く作って食べてもらわないと保育園の仕事とかにいけなくなっちゃって、遅れちゃうから早く食べてくれると嬉しいな」

のような形でお願いとその理由までしっかり伝えるという事、

丁寧に伝えていくことが大切です。

”早くしなさい早くしなさい”と言われると

”それわかってるよー”と言われたり

指摘されたりするとやっぱり嫌ですよね。

”早くしなさい”と言ってしまう本人の心情からを考えると

やはり自分のペースにそぐわないことが多いと思いますが

子どもは子どものペースがあって、そちら側からのアプローチをしていかないと

いつまでたっても大人の主導型、大人のペースで物事が進んでしまう

ということになりがちなんですよね。


では、子どものペースに合わせるってどうしたらいいわけ?となります。

例えば、出発の1時間前に起きてるとします。

そして大人が急かして、”早くしなさい早くしなさい”と言って

一時的には子どもはやらされてる気持ちで

うるさいからやる、イヤイヤやる気持ちで

結果1時間位かけて出発します。というよりは

子どものペースといっても、そんな2、3時間かかるわけではないので

例えば15分早く起きてみて、そんなに早くしなさいと言われなくても

子どもから気づいてできるような時間を確保する

ことを試してみるというのは価値があるんじゃないかなと。

そのような身近な生活を変えていきながらも

比較的子どものペースで、言われなくても

自らやれるようなきっかけを作っていって

そしたら大人も”今日はすごいねもうご飯食べたの!”と”磨きだけなんだね”

のようにどちらも良い関係で築いていく意味で

こちらの意図丁寧に伝える、そしてお願いする形で行ったほうが

いいのではないかと思います。


大人が怒ったところで、子どもは余計聞かないで反発したりとか

余計気持ちが崩れたりとかしていいことは全然ないです。

これまでいろんな子どもたちに出会ってきましたが、

子どもに対して怒ったりとか、こちらがプレッシャーを掛けていく関わり

をしたところで本当に良いことって何一つないです。

もちろん人間ですから、イライラしたりが全くないか

と言ったらそんな事はありませんが

その意識も自分で理解して、じゃあ選択肢はどうしますか?という事です。

イライラしてて、その感情のまま言葉にして

どんどんマイナスの負のスパイラルに陥ってしまうか。

ぐっとここは自分を押し殺して

感情的な部分だけでなく、冷静に俯瞰して

この状況をどういう風にしていこうかなと落ち着きを戻して話をするのか。


もう一つやっている方法が

「理想の人を思い浮かべる」というのも効果的でいいなと思っています。

憧れの先輩、上司だったり、プライベートで仲良くしている尊敬できる方でも

例えば、「その人が関わるとしたらどんな関わりをするのか」と思うだけで

いろいろ思いをめぐらせると自分の関わりのまた選択の幅が広がります。


まとめると大人がどちらを選択するかと言う事です。

怒ったままでいくのか、怒らずに違う選択肢をとるのか。

意図を伝えて、お願いしたり、見本となる人たちの姿を思い浮かべてを関わるのか

それぞれの良い方法を見つけていただけたらなと思います。

少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

エピソード by やなさん



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