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2017年初旬にみた映画

ザ・コンサルタント、ドクターストレンジとか今年はスタートからぶっ飛びだった。年明けに見た映画の感想覚え書き。結構ネタバレしてますのでご注意ください。

新宿シネマカリテで鑑賞。ムツゴロウ女子が狼といちゃつく話です。変態ドイツの真骨頂。こちらに感想書きました。

ガール・オン・ザ・トレイン
池袋HUMAXだったかな?元同僚に誘われていったら意外とミステリー仕立てで当たりでした。封切り2日目の夜なのに観客が4名しかいなかった。銀座は満席だったらしい。原作小説はロンドンが舞台らしいけどアメリカ東部に設定をかえている。離婚して人間不信になってるエミリー・ブラントのアル中演技が素晴らしかった。ヘイリー・ベネット演ずる男を誘惑しそうなベビーシッターは上半期ベストエロいで賞。カウンセラーに「私不安定なの」って氷の微笑よろしく足組みながら下着チラみせするヘイリー。お胸がはちきれそうなヘイリー。ちゃんとブラとアンダーの色(ぴんく)あわせてくるヘイイイイイイイリィィィィィ‥‥!マグ7でもお胸バーンな役だったそうですね。見なきゃ。女性3人+男1人の泥沼ワイドショーなんで殺人とか暴力シーンが痛々しく、前に座ってるカップルが終始ビクついてた。ラストの締め方もすごくて、暫くワイン断ちしたくなった。ワインオープナーの使い方が間違っている…。ヘイリーのエロさ議論してたら終電のがして朝まで飲んだ思い出(´∀`*)ウフフ


ドクター・ストレンジ
TOHO日本橋で鑑賞。魔法陣の指ぐるぐるポーズ、めっちゃ真似するよね。アストラル次元とかスレイヤーズかよ。マーベル知らずな私も十分楽しめた作品。マッツ・ミケルセンのひび割れたグリッターメイク、擬人化マント、異次元での修行、ラストバトルの斬新さとか、中2病のオンパレード。チベットは便利すぎる。主人公が40歳そこそこのオヤジで、PC画面の文字サイズがデカくて老眼はじまってるところに哀愁を感じた。


ザ・コンサルタント
ドクターストレンジと2本立てでみました。昼は会計士、夜は雇われ暗殺者の話。原作はあるらしい。ベンアフのバットマンをみているから、どこかパラレルワールドのよう。お得です。対立するジョン・バーンサル、巻き込まれヒロインアナ・ケンドリック、ファッキンテンポーな刑事と役者陣も粒ぞろい。ベンアフの戦い方がとにかく重い。蝶のように舞い蜂のように軽やかなのに、ズゥゥンドゥゥン重低音響きまくり。しかも監督が俺たちのギャヴィン・オコナーですよ。名作「ウォーリアー」のひとですよ?ひねくれた家族愛を描くのが最高にうまい!


うーん。徹頭徹尾、感情移入できない作品でした。画面は美しい、Another Day of the Sunもよい。


愚行録
向井康介にアカデミー脚本賞をあげてください。マジで。よくあの原作からここまでつくりあげたな… 映画→原作小説という入り方だったのでよけいに吃驚( ゚Д゚)小説だとすべて主人公・妻夫木聡演じるルポライターに話しかける口調で書かれてるんですね、よってかれの主観がない。事件の関係者たちの「噂話」「憶測」からみえるパズルのピースをつなぎ合わせると、なんとも後味の悪い結末が見えてくる。キーパーソンとなる満島ひかりの怪演が光る。あの笑み、トラウマものだよ…。映画の冒頭で妻夫木聡が「お年寄りに席を譲れ」といわれ、足を引きずりながらバスを降りる場面。この場面からひきこまれます。車内のぬるっとした、自分がその場にいるような何とも言えない撮影技法は邦画ではみたことなかった。どいらじでも絶賛されてます。推理小説としての実写化の難しさ、ハードルについて丁寧に解説されている。大学生のスクールカースト?についてはちょっとピンとこなかった。中高生ならいざ知らず、18歳こえて仲良しこよしな集団意識は理解できなかったし、MARCHや御三家といわれる大学ってクソだなー、4年間学費はらってなにやってんだよというのが正直なところ。誰もが羨む田向(たこう)一家っていうのが犠牲者なんですけど、読み方を「多幸」とかけているらしい。いじわるだなぁ。。


雨の日は逢えない、晴れた日は君を想う

ジェイク・ギレンホールの困り顔はクセになる。こちらに感想書きました。

以上です!

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