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妊活中、生理が来たと辛い思いをしているあなたへ

妊活の相談を受けました。

「生理が来ると、落ち込む」と。


とってもよくわかります。

でも、生理が来る体であること、

そこをまずは大事にしてほしいなあと思います。


そんなこといっても、生理が来たということは
妊娠していないということなのよ!


と言いたい気持ちもわかります。
私もそうだったから。



私も妊活が長く、最後は体外受精(顕微授精)を長くしておりました。



生理が来るのが怖い、

残念な気持ちになるのが、つらい。

今回もダメだったのか、頑張ったのにな。

そんな気持ちになりますよね。


何がダメなんだろう

どうしたら授かるのだろう

そうやって、できることを精いっぱいやっていました。



でも最後は、体を壊し、入院しました。


今は、生理がすでになく、妊娠はできません。




妊活を終えて気づいたこと。

妊活中は、やりたいことも食べたいものも制限されて。
お金も時間もたくさん使います。


大好きなコーヒーも飲めない、
運動もしすぎてはいけない
疲れすぎてはいけない
ストレスをためすぎてはいけない
中華は食べてはいけない、和食のみ
朝は白湯を飲み、健康的な生活を
ヨガがいいらしい、鍼灸が効くらしい
あの病院は待ち時間が長いけど妊活で有名
妊娠した友人や知り合いには笑顔でおめでとうと言わなければいけない
睡眠は22時から8時間
あの神社はいいらしい、妊娠しないのは先祖の因縁だ
骨盤の血行をよくしないと
あたためないといけない
好きな洋服は切れない、暖色系のものを身に着けて

日に日に、ルールが増えていく。

誰も悪くないのだから
だから自分一人での、戦いでした。



感情を殺し、つらくないふりをし
涙を隠し、24時間、やらないといけないことで
いっぱいだった。


食べることも。寝ることさえも義務でした。

それに、妊活中は気づかなかった。

頑張るのが、当然だと思っていました。

そして、この努力は
いつ、報われるのだろうと
未来にわずかな希望を持って、
無理に前向きにとらえようともしていました。




自分の体を責めると

体はその声を聴いています。

ダメな自分なんだ、と思い

命を生み出す力が萎えていくような

そんな気がしてなりません。


どうか、妊活中のあなた
もうすでに、たくさんの頑張りに、体は応じてくれています。

だからこそ、

今日だけは、

存分に頑張っている体を

子宮を、卵巣を
そして、心を

褒めてあげてくださいね。



生理があるということは

「妊娠できる可能性がある」ということ。

どうか、そのことだけでも

ありがとうと

自分の体に言ってあげてくださいね。


いつもあなたのそばに、ユキラボ

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