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夫の失業手当が気になる…

以前、夫が公務員を辞めた話をしました。
つまり、夫は無職です。


ここで気になってくるのが、
「失業手当」


面倒くさがりの夫は
こういった手続きを全くしません。


電話も苦手だし、
人に説明をするのも苦手。


私が何度も「手続しなよ」といっても
重い腰はあげません。


4月ももう半ばを過ぎ、
どうなってるのか聞いても「わからない」
というばかり。


自分の人生を私に預けているような
そんな気がします。


でも、ここであまり強く言うと
きっと貝のように閉じてしまう。


そう思って、1週間ほど
「やんわり期間」を設けました。


笑顔で伝える、優しく伝える
などしてみましたが、効果なし。


そうか・・・と思い、
自分の心と向き合ってみまっした。

どうして「やんわり期間」を設けたのか。




それは、夫に「頼っている」自分がいたからでした。


夫がへそを曲げると「困る」ことになる。


①朝ごはんなど作ってもらえない
(つまり、仕事の時間が確保できない。)

②今度の広島行きのマネージャーをしてもらえない
(つまり、自分がこれから全て段取りしないといけない)

③動画編集をしてもらえない
(投稿がとまってしまう)


そして何より
「喧嘩をすると、夫は長引く。空気が悪くなる。」


なるほど、と思いました。
夫を傷つけないようにという気持ちもあるけれど
その他にも「自分のため」という気持ちもありました。


すごく自己都合・・・


そしてさらに「失業手当」をもらってほしいのは
お金のことではなく、
夫が社会からどんどん遠ざかるのではないか
という「心配」から来ているということもわかりました。




夫は一人が好きなタイプ。
だから、そこが心配だったのだと思います。


そこで、「やんわり期間」を辞めました。




はっきりと
「明日、手続きをしてきてほしい。
心配で、不安だから。」
と強く伝えました。



夫の中で、きっと「行きたくない」理由もあったと思いますが
まずは行ってみないとわからないとも思います。


そして今日、いいだしてから2週間目にして
重い腰を上げてくれました。



きっと、私のため、だったと思います。


夫から見ると、私はとても「強い」のだと思います。
その私が「不安、心配」というのだから
「これは一大事」と思ったのでしょう。



今日は、夫の話をゆっくり聴こうと思います。


どう感じて、どうだったのか。
これからどうしたいのか。
そしてその思いは、現実的なのか。


たった一つの、「失業手当」という出来事から
お互いを知るきっかけになったなあと
思います。


日常の中に、「宝」がある。
きっと、こういうことなのだと思います。


たまに見つかる「宝」を
大事にしたいと思った今日でした。




いつもあなたのそばに、ユキラボ



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