シライサン感想

アマプラでシライサンを観た。

都市伝説を聞いた人のところにシライサンがやって来て呪い殺されるという比較的よく見るタイプのホラー

主人公は弟をシライサンに殺された仮面ライダーマッハ(稲葉 友さん)と親友を殺されたキョウリュウバイオレット(飯豊 まりえさん)

殺された2人が友達同士で旅行に言ってた事からマッハとバイオレットが協力してシライサンの謎を解き明かしていくってのが大まかなストーリー

このシライサン、ビジュアルが苦手すぎて怖かったです。黒目が普通より大きめになっているようなのが苦手な自分にはぶっ刺さり。これが手を前に合わせた状態で歩くたびに膝が落ちるみたいな感じでカクンカクンと寄ってくるからもう怖い。

謎を解いていくとこのシライサンには以下の特徴があることがわかった。

1. 3日に1度の間隔で話を聞いた人もしくは読んだ人達(呪われた人達)の中からランダムに1人のところにやってくる

2.話を聞いた人達にしか姿が見えない(1.にてシライサンくじを引いた人の近くに呪われている別の人がいる場合その人も認識できる)

3.シライサンから目を離さなければ殺されることはない(呪われている人が複数人同じ場所にいれば生存率が上がる)

4.「シライサンってどう書くのかな?」「白色の白に井戸の井じゃないのかな?他にある?」「死が来るとか……」

「死来」デーン

謎解きパートに入る入り口で死が来るを唐突にぶっ込んできてなるほどなーとは思いつつちょっと面白かった

主人公たちのシライサンの呪いへの対処案がパワーありすぎてかなり好き

1.の通り3日に1度ランダムで現れる→人間の一生を80年(おおよそ3万日)と仮定し、シライサンに呪われてる人が一人の場合その人のところに現れる回数は一生に1万回→呪われてる人が100万人いれば一生に0.01回しか来ないから確率的には人生を100回繰り返してようやく1回シライサンに出会う感じになる→ネットで話を拡散して呪いを広めればリスク分散になるのでは

パワーーーーーーーーーーーーー!

ラストはシンプルでバイオレットがあることから記憶を失い、その結果シライサンの話を知らないことになったため呪いが解除され、マッハの横にシライサンが来て終わり。

全滅だったり救いがなかったりすることが多い和ホラーにしては珍しく一人は救われたエンド。

シライサンのビジュアルが刺さるか刺さらないかでだいぶ評価が割れる気はしますが、私は楽しめました。

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