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Case06|現代の人々の生活に、お寺がとけこむために「行い」が導く仕掛けをつくる(長崎県 大村市 真宗大谷派 正法寺 長野文さん)
※ まちに開く まちを拓く『地域寺院』2023年10月号より転載(文・写真/遠藤卓也) プロフィール|長野文さん 1978年福岡県生まれ。長崎県大村市、真宗大谷派正法寺坊守。国立音楽大学リトミック専修及び、東京学芸大学 特殊教育特別専攻科卒。中学校や特別支援学校に数年勤めた後現職。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。 月替わりでワークを実施 長崎県大村市、歴史のある街道沿いに一際大きな銅板屋根を持つお寺が真宗大谷派 正法寺だ。7月2
Case04|震災ボランティアの縁と、コロナ以降のオンラインの繋がりを大切に活動していく(熊本県宇城市・真宗大谷派・光照寺・糸山公照さん)
※ まちに開く まちを拓く『地域寺院』2023年7月号より転載(文・写真/遠藤卓也) プロフィール|糸山公照さん 1976年熊本県宇城市生まれ。大谷大学大学院文学研究科真宗学専攻修士課程修了。京都大谷高校、熊本県内高校、支援学校等の講師を務め、現在、熊本県内中学校のスクールカウンセラーとして、子どもたちの心のケアも行っている。真宗大谷派光照寺副住職。防災士。 震災を忘れない・繋がる・続ける 2023年4月6日、熊本地震から約7年が経ったこの日、熊本県宇城市にある真宗
Case03|「お寺は地域・心の拠り所」を合言葉に、小さな声にも耳を傾け、寺を出て交流する(福岡県北九州市・浄土真宗本願寺派・西法寺・西村さん)
毎朝、門信徒と共に勤めるお朝事を大切にしてきた、アットホームなお寺が、これまで以上に地域に目を向けはじめる。住職・若院・坊守がそれぞれの強みを活かし“三人寄れば文殊の知恵”で、地域との関わりを深めていく ※ まちに開く まちを拓く『地域寺院』2023年4月号より転載(文・写真/遠藤卓也) 二十五年間、門信徒と共に 福岡県北九州市の工業都市、黒崎の郊外にある浄土真宗本願寺派西法寺。およそ三百有余年前、仏縁深き人々が念仏の道場を創建したことに始まったという。現在は住宅街に位
Case02|令和の本堂建替えを機に 寺の歴史と仏様を地域につなぎなおす(青森県八戸市・真言宗豊山派・普賢院・品田泰峻さん)
若くして、本堂建替えの大事業にチャレンジした品田泰峻住職。寺の歴史を紐解き、祈りの物語を現代に紡ぎなおし、今の八戸に生きる人々のための新しい本堂を建立した。 ※ まちに開く まちを拓く『地域寺院』2023年1月号より転載(文・写真/遠藤卓也) 仏様の居場所を整えること 雨の中、タクシーで坂をあがっていくと目指す普賢院があった。小高い丘にあり見晴らしのいいお寺だ。地元のタクシードライバーがお寺を見て一言「変わったんですね」。普賢院は、本堂や山門の建替え工事をおこなったのだ