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【第20条】新規事業の撤退基準を明確にせよ by FBマネジメントグループ

経営者自身が魅力を感じない事業は成長しない

「多柱化経営」を実現する20の原理原則の解説も、今回が最終回となりました。これまでの解説を通じて、リーマンショックやコロナ禍、ウクライナ戦争など、外部環境の変化が大きく、不確実性の高い現代社会の中で、突然訪れる危機に対し、事業間にシナジーのない多柱化経営の有効性をご理解いただけましたら幸いです。

最終回は新規事業の撤退時期に関して解説させていただきます。

撤退基準はオーナーがワクワクしなくなったとき

新規事業の撤退基準は様々あること思います。思った以上に利益が出ず、初期投資が回収できそうにない等の理由から撤退を決められることが多いことと思いますが、多柱化経営における撤退基準は、経営者が新規事業にワクワクしなくなったときです。

どのような新規事業も最終的にはどれだけ情熱を注ぎ、経営者自身が楽しみながら事業を育てられるかが大切ではないでしょうか?

多柱化経営では、戦略上3つ以上の収益の柱を創ることを推奨しておりますが、多柱化経営を実践されている経営者様は、新規事業のこれからの成長にワクワクしながら事業化に向け尽力されております。

多柱化経営に向け、最初はワクワクしながら新規事業を創出されても、当初の思惑通りに事業が成長しなかった、利益がなかなかでない、ほかの事業に興味を惹かれるなど、創出された新規事業に興味が薄れる場合もあると思います。折角、初期投資をかけて事業化したのにも関わらず、という想いもあるでしょうが、やはりマインドセットが別の方向に向いてるようでしたら、その事業に熱量は下がっており、良い結果を生まないでしょう。

経営は大変なことも多いですが、一方でワクワクするものです!
是非色々な事業を試してみて、ワクワクする事業を育ててください。

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「多柱化経営をうちで取り入れるにはどうしたらよい?」
「もっと多柱化経営について詳しく知りたい」
等の場合はこちらまで!
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当社 グループ 山田 一歩 CEO について
(日経新聞「私の道しるべ」取材記事)
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